sherlock さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
徳は孤ならず、必ず隣あり
※本当はもっと早く書くつもりだったのですが
忙しくて後回しにしていたら2期が始まってしまいました(汗)
まず、この作品の率直な感想から…
いや~、ナルサス卿の策には毎回感心させられた!
特にシンドゥラ国との戦に関して
5万の兵に対し、たった1万の兵で勝てたのは
ナルサス卿の策のおかげと言っても過言ではない
僕も日頃から“天の時、地の利、人の和”を意識して生活したいと思う
…ということで{netabare}暑い夏(天の時)は涼しい家の中(地の利)で二次元の嫁(人の和)と一緒に…←えっ?笑{/netabare}
この作品は気の弱い一人の少年が主人公で
ある日国王である父親が捉えられるところから物語が始まる
そこから“決闘”やら{netabare}“血統”{/netabare}の話があって…ww
まぁ、簡単に言うと
アルスラーンが{netabare}『優しい王様』になるという物語である←ガッシュ○ルかっ!!(笑){/netabare}
※あらすじがいつも手抜きで申し訳ないですが、細かい話はセルフサービスですw
しかし、重要なのは戦いの行く末というよりも
アルスラーンの人間性に惹かれ忠誠を尽くす家臣の存在と
彼らの影響を受けてアルスラーンが主君として立派に成長していく姿だと僕は思う
皆さんにとって{netabare}『リーダー』{/netabare}とはどういう存在ですか?
リーダー=上司?
能力が最も優れている人?
皆の意見をまとめられる人?
恐らく様々な意見があると思うが
私が考える『人を統べる者に必要な素質』とは
{netabare}『自分の信念が固く、かつ変化を柔軟に受け入れること』{/netabare}だと思う
一見矛盾しているように見えるが決して相反するものではなく
自分の中の信念がしっかりしているからこそ
そこを目指すために周りの意見を素直に(謙虚に)受け入れ変えられる人間が
人として魅力的であると僕は思っている
また、謙虚さにつながる部分として上に立つ人間こそ
誰もが嫌がることを誰よりも率先してできるような思いやりが必要ではないだろうか…
リーダーとは周囲から“自然と”尊敬もしくは憧れられる存在であり
僕もこれから社会に出て死ぬまでに
誰かに影響を与えられるような人間になりたいと切に願っている
は~い、ということで
最後はなぜか社会人になるにあたっての抱負みたいになってしまったが
この作品は{netabare}ファランギース殿の城内にヤシャスィーン(突撃)したi…じゃなくてww
人々が争うのは格差や欲望、信仰が複雑に絡まり合っていて
どうすれば皆が平和に暮らせるのか、憲法改正の是非を改めて考えさせられる{/netabare}作品なので
もし興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか\(^o^)/
P.S.
僕の中でマルダーンフ・マルダーン(戦士の中の戦士)と言ったらやっぱり…
{netabare}“ウェラー卿コンラート”!!(今日か○マ王)←ヤバい、歳がバレる(笑){/netabare}