雪ん子小町 さんの感想・評価
3.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
小説最新刊まで読んでる前提です。
初日に見に行きました。
映画だけあって迫力はさすがのモノでしたが、感想をズバリ言うと
「総集編+少し頑張ったOVA」でした。
(尚、個人的には原作読者も楽しむには映画来場先着特典の限定小説は半分必須だと思いました。映像化されてない新キャラの身の上話でした)
パンフでももともとは映画の予定なかったみたいな事を
書いてたので仕方ないのかもですが・・・
ちなみに内訳も総集編&開始前コマーシャル60分強
本編?30分弱位でした。
じゃあ総集編はどうだったのか?となったら「微妙」と言わざるを得ない私の感想。
どう微妙かというと主にアニメ化された部分の主に名台詞な部分を切り貼り(映像はたぶん新調したり修正してるんでしょうけど)してるのがほとんどだったんですが、結局でアニメでやったのって小説の本筋で言うと4巻あたりまで?(一部こぼれ話は10巻他に収録されてる部分もありましたが)で映画自体は20巻の直後ぐらいのパラレルワールドの話なんですよ。映像の元がないのもあって難しかったのもあるんでしょうが、アニメ化部分から映画までのつなぎを映画で十分に総集できてるかというと当然できてないわけで…要はアニメから来た人は置いてきぼりだったと思います。
具体的には某(残念)大天使様は前半ノータッチで後半部にいきなり登場するわパドさんはレギオンメンバーとして紹介されるわニコちゃんはどうだったかな…もしかしたら見落としてたかもですが合併の説明をされてた覚えがほぼない。 されててもかなりあっさりとされてた程度だった気がします。
小説読んでたら合併話が18巻か19巻だかからちょこちょこ出てて知ってるだろうし私自身も把握してましたが、ここまでアニメメンバーを置いてきぼりにするぐらいなら総集編パート意味あんのかな?って思いながら懐かしく感じながら生暖かくみてました。
と ここまで酷評してあれですが。後半の映像は30分弱程度にしてはよかったと思います。
具体的には
(以下たぶん超ネタバレなので見たくない人はスルー推奨)
{netabare}
グランデ…動きます。喋ります。渋カッコよかったです。ってか一番目立ってました。下手したらグランデファンクラブができそうな勢いのカッコよさ
ブルーナイト…出番一瞬でしたが反則級にツヨイと思いました。
メタトロン…可愛いです。本編そのままで全くイメージ崩さす完璧な配役&演技だと思いました。
パープル・ソーン…出番一瞬でしたが一応スキルを出すのが見れました。
アクア・カレント…新技
スカーレット・レイン…ドレッドノートへの変形ありました!!スラスターが欠けてるのを上手く表現してるのかインビンシブル自体の元の形が少々違ってましたがインビンシブルでした
{/netabare}
最初にちょろっと書きましたが、この後半部、映画館先着配布の小説が新キャラの設定説明も含めたお話で、組み合わせて一個の話になってると思ったら物語性は否定できない程度にはあります!…映画だけだと映像と声優ぐらいしか褒めれそうにないですが…
だって(以下見た人以外見ないことを強く推奨)
{netabare}グランデ登場 心意で入口作成
入って六王順次集合で少し会話後技ぶっぱ
その援護で羽とゲイルスラスターでネガ敵本体に接近
クロウとロータスとメタトロンでワンパンして終わりだもんな~
苦労とかそういうのもなくワンパンだよワンパン。
新キャラも終わった後の後日談みたいなのでほんのちょっぴりしゃべるだけだったし・・・なんだかな~
{/netabare}
そんなわけで映画見に行く原作ファンな仲間はぜひ先着来場特典の小説を得ること強く推奨 そうじゃないと原作好きでも辛いかもです。
私はいろいろ言いながらも小説を読んで満足しました! (小説部分も映像化されてたらたぶんいうことなしの満点上げてたんだけどな~)
尚、グッズ売り場にあるグッズ一覧には載ってませんがパンフレットは当然ありますので興味がある人は買い忘れにご注意を 1000円でした