「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(アニメ映画)」

総合得点
79.4
感想・評価
1572
棚に入れた
9371
ランキング
505
★★★★☆ 4.0 (1572)
物語
3.8
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ネタバレ

reath さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正直TV版で満足してればそこまで見る必要のない。主に総集編

TV版は高評価つけましたが、劇場版は正直あんまりいい印象がありません。
まず、劇場版はあくまでTV版の総集編であり、後日談的なものを書かれるもののストーリーに発展性があるわけではありません。

新カットはありますが、その後の物語的なものを期待してると裏切られます。
あくまで回想メイン。TV版の総集編がメインでありストーリーに発展性があるわけではありません。

総集編だとわかっており、シナリオに期待せず新カットが観たいために見るならいいと思います。
{netabare}
劇場版の内容は、成仏しためんまに向けて手紙を書いて燃やすことでめんまに届けるという内容。法事みたいな感じですね。

大半が総集編であり、登場人物のその後が一応描かれています。
めんまの登場は回想のみで、めんまがまた幽霊になって表れるとか、生まれ変わりが登場するとかいう展開は一切ありませんね。

基本総集編ですが、子供時代のかくれんぼの様子だったりじんたんとメンマの幼いころのやり取りが見れる部分もあるので、回想作品としては抑えるところは抑えられてるかなといった感触。

しかし、ラストシーンで、めんまが超平和バスターズは皆仲良しだから、蝶や花や芋など、どんな姿に生まれ変わってもいい。みたいなことを言って締めくくりますが、これはTV版で皆とお話しするために生まれ変わりを望んで成仏したことと逆の意味でとらえられてしまい、後読感かかなり悪くなってしまいます。

あの花自体は、めんまの死を乗り越える話なので、現世で再会できなくても主題としてはいいかもしれませんが、じんたんや皆の気持ち考えるとこの終わらせ方は少々納得いかないところがありました。

そういうわけで新規カット以外はあんまりいい印象のない作品で、あくまで 劇場版商法の作品であるという感が否めない作品でした。{/netabare}

投稿 : 2016/07/20
閲覧 : 210
サンキュー:

8

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