スカルダ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
スタンウェイ!
いつも仕事でスタンウェイを見てるので、オープニングのピアノ見ただけで胸キュンになってしまいました。
※正確にはスタインウェイですが、今までスタンウェイと呼んでました。
表現者として生きると決めた時から始まる苦悩と葛藤の物語。自分も表現者の端くれなので、自分と主人公を重ねあわせる場面ばかりでした。いつも感じている苦悩や葛藤、喜びをよく表してる作品です。
全くクラシックに興味は無く過ごして来ましたが、せっかくなので、君嘘を通じてクラシックでも聞いてみるかぁ〜などと思ってクラシックの門を開けたら見事にハマってしまい、挙句の果てに(ピアノは流石に変えなかったので)キーボードまで購入してしまいました。今はバイエルを練習中です。
いつもスタンウェイを見ているけれど、触ったことも、弾いたことも無い。自分にとっては憧れのピアノ。いつか弾ける日が来るといいな。
見終わったけど、激しく忙しいので今度まとめま〜す。
1話目
{netabare} 主人公がピアノを弾けなくなった理由については、非常に共感出来るというか、今の自分そのもの。失ったら全てを無くしてしまうから、とりあえずしがみついてる姿も自分そっくり。なんだこの俺。
一番惚れたのはホールにあったピアノ。断トツの人気を誇るアメリカ製のスタンウェイは本当に美しい。ベーゼンも出てくるかなぁ〜
恋愛に関してはどうでしょうね……金髪少女は可愛いけど、なんか苦手です。小さい頃から英才教育で音楽やってる人って、10本くらいネジ外れてるのが普通ですからね。音楽家の美しいドレスの外見と、中身のギャップの差はヤバイ……幼馴染の方が安心出来るかな。
既にリアリティ満載な第1話に大満足です。{/netabare}
2話目
{netabare} かおりのコンクール。演奏前のエロイムエッサイムは吹いた。水木しげるの悪魔くんを見ていたせいだろう。バイオリンには感動出来なかった。単なるパフォーマンスで伴奏のピアノが必死について行っている方が気になってしまう。無茶苦茶という審査員の評価は正しい。感想は主人公と同じように「普通」だったかな。のだめ系なのかなぁ。
友人A抜けるのはぇぇ〜{/netabare}
3話目
{netabare} きらきら星って12バリエーションあるのね。知らなかった。かおり英語下手すぎです……日本語でドゾ。
集中し過ぎて自分の音が聞こえなくなる現象ってわかるなぁ。自分も何かに集中しすぎると音が全く聞こえなくなるタイプで、日常生活に支障をきたすレベル。目覚まし時計は6つ持ってますが、睡眠に集中し過ぎて目覚ましの音には気付かない。集中すると誰かに話掛けられても全く気付かないetc...思い返してみれば、演奏中に別の世界へ吹っ飛んでる事もよくある。ふ…普通かな……(震え声
以下、刺さったセリフ。
かをり「そうやって私達は生きていく人種なの」
そうですよねぇ〜辞めてしまえばただの人以下の価値しか無い人種。そして伴奏者に任命……なんだろうこのデジャブ感。
椿「辞めるなら納得して辞めてもらいたい」
幼馴染は言うこと違うねぇ。これが優しさなのかわからないけど、そういう選択もあると提示してくれるのは流石の幼馴染。
かをり「ピアノの音が聞こえないのは言い訳で、逃げ込んでるだけ」
仰る通りでございます。情けないと言われつつ、自分の前に言い訳作って前に進んでない。言い訳するのは経験から来る防衛本能なので、今の主人公は、そこまでの人間ってことだけど、周りはそうは思ってくれないし、自分もそうは思ってない。成長するしか無いんだよね。はぁ……
刺さるセリフが多すぎるのでこの辺で。文句なしの神回でした。ってか次、最終回ですかぁ?{/netabare}
4話目
{netabare} 主人公ヘタレ。自分も初ライブで全部吹っ飛んだことあるので、あんまり人のこと言えない……目の前に楽譜があるのに全然見えないんだよなコレがwでも、吹っ飛んだ時に支えてくれるのが、仲間のいいところですね。女の子に見つめられるなんて裏山。
ただ、ミスしてペロッと舌を出すだけでも異様に目立つのに、演奏を途中で止めるというのは、絶対やっちゃいけない行為だとつくづく感じた。ベース音だけでも音楽にはなる。止めてはいけない。とにかく鳴らせと注意されまくった自分が言っておくw
もしかすると、公生って「技術的には上級者」だけど、「メンタルは初心者」なのではないだろうか。自分がハマったのと同じようにハマっているのは気のせいではないだろう。心の支えだった母親という存在を失ったことで、豆腐メンタルが顕在化したのかも知れない(同士よw
自由に弾く事に異論はないが、コンクールの場合、課題曲は高難度の曲だ。ムズい曲を指示通りに弾く事が求められているんじゃないかな〜コンクールで優勝すれば、フルオーケストラと合わせなきゃい事だってある。マイケル・ジャクソンだってCDと全く同じように弾くことをサポート・アーティストに求める(超一流のギタリストと同じように弾くことを求められるwww)。自由に弾くのはとりあえず楽譜まで到達してからなんだよね……
ヴァイオリンとピアノの音がおかしい事に気付いた。スタジオ録音なのか残響時間が殆ど無い。ここを見ると、
http://www.kimiuso.jp/special/05_10.html
やっぱりスタジオ録音してる。クラシックはホール録音が基本。これで違和感のひとつが解消された。それを差し引いても演奏がイマイチ。{/netabare}
5話目
{netabare} 仕事で某ピアノコンクールの予選見てきた。対象は小学生。30秒程度の曲を2曲。短いけれど、一瞬で実力がわかる恐ろしさ。舞台上の譜面台に番号札置いてあって、雰囲気は君嘘まんまでした。昇級した子が嬉しそうに電話してる姿が印象的でした。明日は中高生部門。知り合いの子供さん(一番上のクラス)も出るので楽しみ。今まで全然興味が無かった自分が悔やまれる。
今回は恋愛話。かをりの公生への執着っぷりが気になるなぁ。未来日記の我妻由乃みたいな印象がある。以前何処かで会ってて〜でも忘れてる。というノリ?少年誌の恋愛モノ的なあざとさも気になる。{/netabare}
6話目
{netabare} 今日も仕事で某コンクール予選2日目見てきた。中高生部門はレベルがグンと上がって、曲も長い。課題曲は難しい曲ばかりでまともに弾けてる子は殆どいなかった。ピアノの世界は自分が思っている以上にヤバい世界なんだなと感じた。公生の課題曲はショパンのエチュード25-5。今回の課題曲の中にも入ってたので同じくらいの土俵くらいで戦ってるんだなと思う。なんだか公生が近くに感じてしまいます。
今回は椿回。損な役回りですね……椿は良くも悪くも普通の女の子ですね。
かをりのようにイメージを重要視するのは、フランス流のようだ。ちなみに、ルービンシュタインの楽譜にはテンポが書かれていないようだ。かをりっぽい。それから、スヌーピーの名言は、英語のカップル→relationship→ship→sailと恋愛と航海は繋がった話として取り上げられる事が多いようだ。日本語だと意味わかんないし、英語だと意味深過ぎるね。{/netabare}
7話目
{netabare} 猫のエピソード。自分探し。「譜面通り」の解釈がわからないけど、個性ってなんだろうねぇ。{/netabare}
8話目
{netabare}ライバルの回。ちょっとスポ根っぽくなってきた。
相座 武士。ショパン エチュード 10-4。演奏者と合ってるなぁ。相当弾き慣れてる感ある。音質は改善された様子。
有馬 早希。ショパン エチュード 25-11。演奏者が男性なので凄い違和感。
予算の都合なのか、どうも音楽の手抜きが気になって仕方ない。{/netabare}
9話目
{netabare} 早希のエピソードは泣いた。自分はたまたま倉庫にあったギターを弾いたらハマっただけで、きっかけに熱い思いが無いんだよなぁ。
過去の回想でだいたい終わっちゃった。{/netabare}
10話目
{netabare} また演奏中断か〜冷める〜。ピアノだけじゃ足りないから、ストリングスで誤魔化した〜ピアノで魅せる気ねぇぇぇ。
盛り下がってから盛り上げるのって難しいんじゃないかな……{/netabare}
11話目
{netabare} キーボード買ってからぶっ倒れるまで弾いてる。楽器を手にすると全ての生活が成り立たなくなるので、ギターは封印してたのに……
告白?からの、かおり死亡フラグ?
公生は誰かの為にしか弾けない人なんだなぁ。普通は、憧れの人がいるとか、目標を持ってやるのだけれど、ゴールがはっきりしてないのが特徴かな。
そういえば、自分は何のために音楽やってるんだろうな。楽器の封印を解いて再開してしまった。ここ数日、新たな発見が沢山あった事が理由かな。弾きたいから弾いてるだけで、それ以上の理由が思いつかない。{/netabare}
12話目
{netabare} うぉぉ、オープニングが変わってスタンウェイ押しじゃなくなったな。学校のピアノはカワイっぽい。
課題曲は、打って変わって近代曲。愛の喜びの方は超有名だけど対になる曲らしい。クライスラーの愛の悲しみ。ラフマニノフのピアノ版もある。難易度はそれほど高くなさそう。ピアノだけの演奏になるはずが、色々楽器が加わるような予感がたっぷり。まぁそういう演出か。{/netabare}
13話目
{netabare} うぉぉぉ……予想外に号泣。{/netabare}
14話目
{netabare} 13話目に続き号泣。下手糞過ぎる鼻歌からのこれはズルい。
挿入歌メモ。ドビュッシーのベルガマスク組曲の第3曲 月の光。変ニ長調。9/8拍子。2つの和音の美しい曲。音もリズムも取りにくいのに鼻歌はダメ。絶対。moonというオシャレなPSのゲームで散々聞いたなぁ。{/netabare}
15話目
{netabare} 何回泣かせるんだよオイ。かをり→椿にヒロイン交代しつつある?
メモ的に。クラシックって、テンポには緩いルバーブな曲が多いらしい。逆にロックやジャズはテンポに厳しいイン・テンポ。指揮者の有無が関係するのかな。テンポで表情を付けるのがクラシックで、ノリで表情を付けるのがロックやジャズ。{/netabare}
17話目
{netabare} あれ?どっかで飛ばしたっけ?かをりの元気が無さ過ぎて辛い。{/netabare}
18話目
{netabare} 今日はジャズなお仕事。2曲しか聞けなかったけど、ジャズピアノがカッコ良すぎて興奮が止まらない。憧れの女の子と食事出来たし、今日はとても良い日だ。
で、今回は連弾でディズニー映画でも有名なチャイコフスキーの眠れる美女の村人の大ワルツ。本来は優雅なワルツだけど、自分のイメージよりずっとテンポが速い。こんな曲だっけ?
公生も自分も優しい人間ではないとは思ってたけど、腑に堕ちない部分があった。例えかをりが明日死ぬとわかっていても、一緒に弾きたいと思う。あぁ、外道なんだと。何処までも貪欲なんだと。{/netabare}
19話目
{netabare} 相座回。自分の存在が周りに影響を与えてると思うと感慨深い物がある。僕も影響を受けてキーボード始めちゃったし。刺激し、影響を受け合うというのは良いですね。
君嘘の良い所は、視聴者が感じるべき事を言葉で言っちゃってるところかな。行間を読むのが苦手なので、こういうの良いですね。
挿入歌メモ。ショパンエチュード10-12 革命。左手のアルペジオが特徴的。有名な曲だけど、楽譜には指番号書かれてて、これは練習曲なんだと感じた。ただし、指指定は鬼。{/netabare}
20話目
{netabare} 仕事が忙しすぎて、アニメも見れないし、ピアノの練習が出来ない。まぁ、良いこともある。今度、ストリートミュージシャンの支援事業をすることになりました。また忙しくなりそう・・・。
話の方は、それぞれ告白しあって、かをりが……それにしても椿が不憫過ぎる。サラッと振られるわ、全く考えられてないわ……{/netabare}
21話目
{netabare} うぉぉぉ。涙が止まらねぇ……{/netabare}
22話目
{netabare} 予想通り過ぎる展開でしたが、大号泣してしまいました。
自分も爆弾抱えているので残りの人生は少ない。自分が死ぬとわかっていて、好きな人を振り回せるのは正直羨ましいなぁ。{/netabare}
ピアノにハマり過ぎてピアノ練習記が長くなってきたので、以下のgistに移転しました。
https://gist.github.com/boxnos/a0364f15fa2e8658eae7284fa3353dc6