ノリノリメガネ さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
プリンが食べられず怒り狂う破壊神
ドラゴンボール17年ぶりの新作劇場版。
綺麗な映像で、新ストーリーを拝めるだけでもなかなか貴重な機会。
{netabare}
でも話の展開や設定はやはりお粗末。
破壊神ビルスが夢で見たスーパーサイヤ人ゴッドなるものをさがしに地球へやって来るのだが、機嫌を損ね(魔神ブウがやらかし)てしまって、バトルになるという流れ。
まず、闘うまでが長い。85分の上映時間のうち、60分くらいがくだらないギャグシーンだったのがなぁ。まー、ベジータ決死のダンスなど見どころもあるにはあるが、それにしても長すぎ。
さらにバトルに入ってからも、いちいちウイスが寿司を食うカットを割り込ませたり、へたくそな声優を使った市民のセリフをぶっこんだりと、妙な演出が目立つ。これらは完全にバトルのテンポを悪くしているし、地球が破壊されるかどうかっていう闘いなのに緊張感が薄くなってしまっている。
スーパーサイヤ人3との差を冒頭で描き、ついにスーパーサイヤ人ゴッドになったものの、途中で解けてしまい、それでもなぜか強いままだったり、ブルマを叩かれて怒ったベジータがゴクウのスーパーサイヤ人3よりも闘えたり、もう強さの定義がめちゃくちゃになってる。
ま、映像はすごいし、元々ドラゴンボールは好きなので、久しぶりに動いてるキャラクターを見れただけでも儲けものとも考えられるので、まずまず楽しめた。
個人的に昔からピッコロさんが好きなんだけど、今回は割り箸で二突きされただけで気絶してしまってて面白かった。
{/netabare}