セメント さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
うりゅうううううううう
良作ではあるものの目立たなさそうなエロゲ枠なんだと思ってました、10話まで
さなきち・・・愛理さん・・・カワイソス(´;ω;`) ブワ
誰も損しない展開とは一体何だったのか
あざといサービスシーンの少ない堅気エロゲアニメである風貌を装い、これと言って特筆する点のない作品でしたが、これがとんだ食わせ者で、10話のみう先輩ルート確定で一夜にしてネット界隈を阿鼻叫喚の渦に叩き落とす所業を達成してしまって大変でしたね
私もみう先輩ルートには傷ついた者の一人です・・・
元々みう先輩好きで、愛理ルートで終わるだろうという予測の下、主人公の魔の手に掛からないキャラを選別したつもりだったんですが、まさかのみう先輩が一番の根腐れビッチだと判明、皆々様が選ばれなかった紗凪や愛理に対して嘆き悲しむ最中、私は選ばれたことに対して辛さを感じていました
むしろしんごに貫通されることのなかった紗凪や愛理のファンの方が真の勝ち組だと思えます
まぁですが思い返してみると、こんな展開ながらも良いなぁと思える場面もあるわけで、コアなファンが付くのも頷けるというか、いちいち経穴を突いたセリフ・シチュエーションをしなさるんですよね
初期こそ何の前触れなく脱ぐポルポルした方向に路線変更求ムとごねていた私も、いつの間にかましろ色の良さに気付くに至り、なんだかんだで応援してしまうような作品でありましたね
ここ最近下火だったエロゲ枠、数が減ったことで量重視より質重視に切り替わってきてますね、今作でもそれが見て取れます
原点回帰とも呼べる古典的な物語でありながら、演出は際どく磨きが掛かっていて飽きさせない
一人のキャラのルートのみをなぞるという遣り尽くされた形式でありつつ、どこか新しさを感じる
かなり良作に仕込まれていたと思います
ただ、登場人物の目の作画とか特徴づけがなされてるなぁと感心する反面、ストーリーの方に気取られて正直作画どころじゃなかった気もします
ぱれっと原作、制作は「サムライチャンプルー」や「神のみ」のマングローブ、監督は「こじか」や「ささめきこと」の菅沼栄治氏です
ちなみに、原作イラスト担当の和泉つばす先生のチャリティー色紙は280万円で落札されています
今作のイラストで、キャラは紗凪、高額落札も納得です
OPは「神メモ」の主題歌を歌っている、ちょうちょさんによる2ndシングルです
この人ニコニコアーティスト()だったんですね、まぁ悪くないと思いますが、ちょっと気になります
そして、ED「水彩キャンディー」は、marbleさんが歌ってます
Ding Ding LOVE♪ Ding Ding STOP♪が癒しを呼ぶ、素晴らしいED楽曲です
この期のアニソンのレベルがOPED両者とも非常に高かったのを記憶しています
なんていうか赤面が可愛いですね、これはどのキャラにも言えます
キャラに関しましては、女の子達の関係が絶妙で、今までないって訳ではありませんが、それぞれがバランス良くて、見ていて心地良かったです
そして気になったのが、愛理と紗凪の関係、雨ブランコといい、女子会オールナイトといい、キマシっぽさが溢れんばかりに漂っていて、私なんかはかなりグッと来るものがありました
元々女子高ですからね、男子が入ってこなければそうなっていた可能性が無きにしも非ず
百合最高や!主人公なんて最初からいらんかったんや!
声優は小野涼子さん、吉田真弓さん、後藤麻衣さん、力丸乃りこさんと、エロゲアニメでよく聞く布陣
愛理役の小野さんと、紗凪役の吉田さんは、プライベートでも非常に仲がよろしいようで、本編でのキマシっぽさがより強調され、妄想が膨らみますね
概ね高評価なのですが、ぬこ部のネーミングセンス、これはふざけてると言わざるを得ない
真剣な場面で、ぬこ部とか、ちょっと可笑しいですね
それと、部のマスコット的ポジにいるぱんにゃですが、これは一体何者なんでしょう!?
こんなものを自然に離してはすごくいけない気がします、確実に生態系が崩れます
どこかで見た、ぱんにゃの骨格図を忘れられないでいます、いやはや恐ろしい
最近和泉つばす先生の絵にハマりつつあるんですが、翡翠亭に並ぶ気力も体力もない
それにしても、こういったアニメって大体ソフマップの予約特典が充実してるんですよね、祖父のエロゲの力の入れようはほんと凄いです
などという話をしてから5分後
性なる夜とか絶対に許さない・・・