かしろん さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
私はネトゲと現実は別派です
【全話見て 生温い物語の果てにあるものは何?】
{netabare}正直、そんなに一所懸命見てたわけでも、腰を落ち着けて見てた
訳でも無いので、見逃してる聞き逃してるがあるかもしれません。
ネトゲで結婚した相手が同じ高校の同級生
ネトゲのグループ(ギルド)のメンバーの一人がクラスメイト
ネトゲのグループ(ギルド)のメンバーの一人が通ってる高校の生徒会長
しかも、全員女子
という、生温い設定のお話に思うことでも無いかもしれません。
なんのことかというと、ヒロインの亜子のことです。
なんで彼女は不登校気味なんでしょう?
彼女に何があって現実とゲームの境目が曖昧になったんでしょう?
全くもって分からんのです。
現実に何やらあって、
ゲームの世界に逃避した結果、
あそこまでゲームに依存し、
ゲームの状況や関係≒現実となった。
と考えるのが自然だと思います。
だけど、描かれる彼女の周囲。
家庭にしろ、学校にしろ、現実に大きな問題があるようには見受けられません。
強いて言うなら、自室に鍵がある、ってのはどうかと思いますが・・・
じゃあ、高校1年ってことは、中学時代に何やらあったのでしょうか?
ゲームの世界にあそこまで依存するほどの何かがあったのなら、高校に進学して
いるとこ自体が疑問に感じられます。
そもそも、彼女が本質的に現実とゲームを区別することを理解できてない、
とすれば、主人公がどうこう出来る問題じゃありません。
カウンセリングを受けるべきです。
もう、この物語自体が恐ろしいホラーです。
物語の根本たる
「亜子の状況や本質」
から眼を背け続ける、この生温い物語。
キャラを
「ゲームの中では良い人だけど現実では悪人という羊の皮を被った狼」
にすれば、いくらでもダークな物語に出来るだけに、生温さしか感じられない
作品でした。{/netabare}
【私の昔々のネトゲ体験談(FF11)】
{netabare}その昔、FF11を友人の勧めが切っ掛けでやっておりました。
FF11をやるために、サポートがクソと当時評判の良くなかったYahoo!BBのADSL
に入ったのも良い思い出です。
始めたのはFF11が正式サービスを開始してから多分2ヶ月も経ってなかったの
かな。
その後の
・ケアルヘイト地獄
・バスコンクェスト負け続き地獄
・レイズ2地獄
・AF装備地獄
など、楽しい思い出です。
さて、友人に招待を貰って、同じサーバ、同じバス国民にしました。
キャラはミスラで、職業は白魔です。
当初はヒュムの国のバスで猫耳女の子のミスラは珍しく、ケアル2を覚えるまで
のソロ期間はちょいちょい辻ケアルを貰うなどしておりました。
さて、なんのことかというと、結果的にネカマしてたんですね。
勿論、チャットを女の子口調で、とか、貢がせたー、とかはやっておりません。
でも、まぁ、
「現実は現実、ネトゲはネトゲ。
画面のキャラ破壊をせんでも」
と、丁寧語でチャットをするようにはしていました。
そんなある時、ある方より、
「実際に会いたいんだけど」
と誘われたことがあります。
ネトゲって、やり始めると生活のルーティーンになるんですよね。
何時から何時はFF11の時間!みたいになります。
それが被る人と良く会うようになり、一度パーティ組むとその技量や人柄が
分かるので、再びパーティに誘いやすいんですよね。
そういうのが重なって、フレンドになって、としていった末でした。
で、どうしたか。
勿論、断りました。
だけど、中の人が男だ、とは告げませんでした。
「現実は現実、ゲームはゲーム、と分けて考えてるから」
と。
現実の友人に誘われて始めた人間がいうのもなんですけどね。
そんな昔のことを、ちょっと、思い出しました。{/netabare}