うち. さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
絶望と希望、最後の戦い。(※アニメ以外のネタバレ全開です、生き残るキャラ予想)
・一話感想
冒頭、2のメンバーが元気に動き回っていたのが喜ばしくも悲しい思いでした。あのシーンの一つ一つが2をプレイした人にとっては感動(?)を覚えると思います。
狛枝の絶望時代の行動はハッキリしていて『絶対絶望少女』で明らかにされています。しかしあれだな本当にファン向けなアニメだな…
苗木君の容疑の内容は『新世界プログラム(別名:希望更生プログラム)』を独断で2のメンバーに施したのが問題になったのでしょう。
しかしあのメンバーを良く捕まえたなぁ…{netabare} カムクライズルはわざと捕まる(他のキャラもそうだった筈…) {/netabare}
雪染の発言
・あの子たちの担任だったのよ
これはかなり重要なセリフで雪染は絶望編に出てくることが確定したことを表しています、絶望編での活躍に期待。
しかしダンロンスタッフは、序盤で美女を殺すのが好きなのかまた美女が死ぬことになるとは。
血液の色がピンク色でなかったのが残念でした。
・第二話感想
{netabare} 雪染の死後、モノクマから今回のコロシアイのルールが説明される。
1:腕輪の数字が0になったら腕輪に内臓されている睡眠薬を投薬される。(8時間後に投薬された)
2:腕輪を無理に外そうとすると内臓している毒薬を打たれる。
3:NG行動があり、それをすると毒が体に打たれる。
4:睡眠中は襲撃者だけは起きており、他の人を殺害する。
5:襲撃者以外の人は襲撃者を殺害すればゲームクリアされる。
強制睡眠は前回のアニメの夜時間の強化版と言った感じで、絶望側も余裕が無いのかと感じました。
デジモンのロイヤルナイツしかり、アベンジャーズしかり、正義感が強いメンバーが揃うと仲違いする宿命なのか、苗木が死ねば解決するんじゃね?という空気があり非常に前回のアニメと同じことになってきて若干のマンネリを感じましたが、なんとラストで朝日奈が死亡ということで声を上げざるを得ませんでした。
前作(前々作)の生き残りもあっさり死んでしまう辺り、やっぱりダンガンロンパなんだなぁと痛感しました。
・疑問
グレートゴズが本気を出せば脱出出来るんじゃないかと思わないでもないんですが…
霧切さんが何か気づいたようですが何に気付いたんでしょうか?
朝日奈の死因はナイフのようなものでの刺殺。ナイフと言えば鍛冶屋なのですが果たして。
ウサミ→モノミ(CV:貴家堂子)
2をやっていない人にとっては初めて観るキャラですかね、未来機関のマスコットで今回は月光ヶ原のモニターに映る。そしてモノクマに外見を改造される。
{/netabare}
四話まで観た感想、考察、妄想
宗方の語る最悪の状況
・絶望の残党が生き残り、他の未来機関のメンバーも生き残る。
コロシアイを生き残ったことにより英雄扱い、発言力も上がるのでよりタチの悪い絶望を振りまく恐れがあるという考え。
・襲撃者に不利なルール
三話で霧切さんが「(絶望の残党が)勝つつもりがないみたい」と言っていました。数が減れば減るほど襲撃者にとっては不利に働くからです。
襲撃者が順調に参加者を消していけば一対一の状況になります、となると支部が崩壊しているとは言え残りの未来機関の構成員が残党を、抹殺か捕縛しにくるでしょう、そう考えると宗方の考察は理に適っていると言えるでしょう。
襲撃者にとってはそこそこ未来機関の構成員を処理しつつ襲撃を止めれば生き残れる、その上英雄として名声も与えられるというおまけ付き。
・襲撃者は絶望の残党ではない可能性
襲撃者は未来機関の構成員かもしれません、何か強烈な動機があってそれをモノクマにバレて利用されているとかあるかもしれません。
・月光ヶ原
{netabare} 彼女はロボットで外部に居る、塔和モナカの操り人形でした。モナカについては絶対絶望少女をプレイを推奨。
モナカが第二の襲撃者なのかも? {/netabare}
・裏切り者と襲撃者
おそらく海外プラントの場所を漏らした裏切り者とコロシアイの襲撃者は別に居るかもしれません。
プラントの場所を漏らしたのは、まだなんとも言えませんが御手洗が怪しく思えます。会議で一番遅く到着した支部長なので、遅くなったのは警備員を始末していた、絶望に場所をリークしていたなど。
雪染が裏切り者という可能性もありますが根拠が薄いですね。
襲撃者の正体はまだ分かりません、朝日奈かな?(テキトー)
・NG行動(はっきりしたものから想像まで)
◯苗木:廊下を走ってはいけない
◯霧切さん:NG行動の確認はしている。不明
◯朝日奈:パンチ、キックを受けてはいけない
◯グレート・ゴズ:不明、器物破損、プロレス技の禁止ではないようだ
◯逆蔵:物を投げて攻撃、足を使った攻撃をしていたので「パンチ禁止」だと思われる
◯雪染:不明
◯宗方:苗木を抱えるゴズを追いかけている時に扉を開けなかった為「扉を開けてはいけない」だと思われる
◯天願:嘘の説明
◯黄桜:左手を開く
◯忌村:自分の影を踏まれる
◯月光ヶ原:右に曲がってはいけない {netabare} ロボなので関係なし {/netabare}
◯安藤:菓子関係ではなさそう、しかし転がってきたドラム缶を素早く避けた為「怪我をしてはいけない」可能性があるがやはり不明。 {netabare} 参加者が外に出る {/netabare}
◯十六夜:安藤流流歌の菓子を食べないので「飲食関係禁止」の可能性がある
◯御手洗:不明
◯万代:暴力を目撃する
追記します…
生き残るキャラ予想(八話時点)
興味がある方のみどうぞ。
{netabare}
・苗木誠:生存
幸運という魔法があるし前作主人公だしという理由は弱いですかね?
守られ系主人公は今回も生き残るのか?
・霧切響子:死亡?
スタッフの苦肉の策。本当に死んだら荒れる(私が)探偵役が殺害もしくはNG行動で死亡というのは推理物ではご法度ですが、今回は純粋な殺し合いなのでもしかしたら、もしかしちゃうかも?
ただ本当に死亡する展開はやりすぎなので苗木くんを守ろうとして、意識不明になる展開はありそう。ただあの二人は未だに合流していないのがネック。
・朝日奈葵:死亡
絶対絶望少女のことあることで苗木に復讐しようとして…叶わず、事切れる。
月光ヶ原のことを希望の戦士(モナカのことを指す)と言ったり、今回の殺し合いをゲームと言ったり、やや怪しい。
・御手洗亮太:死亡
実は襲撃者の一人でそれがバレたらバングルの毒を注入されて死亡…根拠が薄い。
俳優が声優を務めるキャラは死んでしまう時があるというメタな予想(鋼の錬金術士の映画)
・安藤流流歌:生存
意地汚く生きようとするキャラは中盤で死ぬ、でもこれダンガンロンパなのよね。
姑息な手を使い、恋人(?)をも利用し生き残ろうとするその邪悪とも言える精神はある意味尊敬に値します。
視聴者の予想の斜め上を行くならこれ。
ぶっちゃけ九話で死にそう。
・逆蔵十三:死亡
宗方に斬られちゃう、大胆な告白をしながら死ぬ。
・宗方京介:死亡?
薬の副作用で廃人状態に。薬、ダメ、絶対。
九話からもしかしたら新キャラ出現とかありそうですけど、今の段階ではこんな予想しか出来ません。
上記では苗木と安藤が生き残っていますが絵的に美しくないのでないと思います。
予想出来ないのがダンロンの良さ、予想不可能なのが良い。
{/netabare}
・最終回まで観た感想
最後ではないけれど一応区切りとして感想を。
突飛な展開はダンロンらしくもあり、アニメという媒体を活かしきれていない部分もあり、もうちょっと頑張って欲しかった点が多いと感じた。
{netabare}
・物語
事の発端の大部分は『洗脳』で片付けられており、この部分に納得出来ないのと小説やPVで言及されているのもあり、ファンの一人としては複雑な心境であります。
御手洗の洗脳技術も使いようによっては面白いと思いますが最終回では洗脳技術のゴリ押しが始まり、これをイマイチだと捉えられても仕方ないと思います。
要は魅せ方の問題と物語の練り方が悪いということです。
・キャラ
逆蔵や宗方などの新キャラが多く登場しましたが個々で個性が光り、逆蔵の最期は感動を覚えました(今までの行動には目を瞑りながら)
キャラに関しては他とは一線を画す魅力を引き出せるのはこのシリーズの持ち味だと改めて実感しました。
苗木の幻覚とはいえまさかの舞園さん登場はサプライズでした、しかもセリフがある!
・声優
ダンロンと言えばあまり揃う機会が無いだろうなという声優陣。貴家堂子さんとTAROKOさんはもう共演はもう無いかなと思います。
{/netabare}
・まとめ
物語は賛否両論、キャラは面白い。
ゲームとは違うダンガンロンパを観たい人向け。
真の完結は希望編へ。