「天鏡のアルデラミン(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
901
棚に入れた
5001
ランキング
501
★★★★☆ 3.7 (901)
物語
3.9
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きが気になるラスト

原作未読

最後まで観て
異能や魔法ではなく軍記ものって感じなので個人的に抵抗感なく観られる。
知略については賛否両論あるとしても、主人公の人物はよく描かれている。
合戦(チームスポーツの試合も)はTVアニメじゃ無理と分かっているので、
そのへんは大目に見るしかない。
ラストは「素晴らしい原作宣伝」としか言いようがない。
ネタバレになるけど{netabare}
「負けて国を変える」というテーマは面白いと思う。
やなり思い出すのは日本だけれども、このパターンはイッ君がA級戦犯になるのでNGだろう。
「鬼畜米英」を一丸となって唱えていた国民が
「暴走軍部から解放したアメリカ様万歳」へ手のひら返しするためには、
軍にヘイトが集まるに実績を作る必要がある。
また、二発の原爆は蛮勇な本土決戦論をポッキリさせたが、
今のところキオカがカトヴァーナの間に圧倒的ハードパワーの差はなさそう。
姫様の言う「余力を残して負ける」というのも難しい。
日本は本土決戦しなかったことで復興人材を無駄に失わなかったが、
このキオカとの地理的隣接状況では本土決戦を避けるのは難しそうだ。
日本の場合は対共防壁構築を目指した米国から復興資金が得られたことも大きかったと考えると、
カトヴァーナがキオカから投資してもらえる状況にあることも必要だ。
要するに、日本パターンは有りえない(誰もそんなことは言ってないし)。
となると、国民に「さすがイッ君様。彼に任せておけば大丈夫」と思わる実績を作ったうえで、
「あのイッ君様が万策尽きるなんてもう無理」と思わせる負け方をする?
いや、単純にイッ君がキオカ傀儡派として軍を握ったうえで
姫様が無血開城する明治維新型クーデターの方が明らかに簡単そうなのだが?
とか、妄想するくらい続きが気になる終わり方だった。
{/netabare}
1話目を観て
2016年夏アニメの1話目では2番目に面白かった(甘々と稲妻が1番)。
戦国乱世の立身出世物語は目新しくは無くても、不滅のジャンルだ。
あまり異能や魔法に頼らない方向を期待する(三国志基準)。
キャラデザの凛とした雰囲気はいいと思う。
物語の雰囲気にも合っているんじゃないか。
主人公はそんなウザくは感じない(リゼロは耐えられなかった僕談)。
ふつうにカッコいいと思う。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 203
サンキュー:

3

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