天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
真SFスーパー英雄(?)列伝15
甲鉄城のカバネリを見終わって、装甲列車の出てくるアニメ探してて偶然観る事が出来ましたが、レトロな作品でした。
時代的には昭和10年代くらいだと思いますが、100式短機関銃と思われるものが装備されているところを見ると、もうすこし後のような気もしますね。
弁士の解説によるニュース映画の形をとりながら物語は進みます。
この映画の部分はモノクロで、実際の部分はカラーとなってますが、色彩が鮮やかです。
内容は、子供の頃に端の向こうに消えてしまった近所の子を捜す為に、従軍記者となり、赤色ゲリラの巣窟である端の向こうに、憲兵隊と共に装甲列車に同乗して向かう女性が主人公です。
1箇所、ザブングルのウォーカーマシンみたいな兵器も出ますが、基本的に軽機や重機など実際に帝国陸軍が使用した兵器を装備しており、国内にこれだけの武装組織がいる点を除けば、けっこうリアルっぽいです。
主人公の女性記者は、個人的にはあまり可愛くないですが(おいっ)、出てくるキャラがなんか、全体的に水木しげるのキャラに似てる感じなんですよね。
全員じゃないですけど、なんとなくそんな感じなので、バランスは取れてるというかあまり気にはなりませんでした。
10分ほどの作品ですが、オチはある意味ちょっと怖かったです。