「あまんちゅ!(TVアニメ動画)」

総合得点
69.6
感想・評価
509
棚に入れた
2337
ランキング
1768
★★★★☆ 3.5 (509)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.5

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ネタバレ

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

10話 幸一線 〜そのしわは「幸せ」か、「シワ寄せ」か〜

10話の1シーン

{netabare}
海の家できのばあちゃんが、てこに語りかける場面

きのさんの

「春濁りが終わる」

というキーワードから、

自身の変化に戸惑いや迷いはありながら、しかし大切なことに気づきはじめている。そのことを改めて実感するてこ

同時に、(自分の中では)深い不安の海から文字通り"光"を照らしてくれた大切な友達に対して、自分はまだその光を浴びることで精一杯で何も返せていない。とも感じる

そんなてこに、きのばあさんが「光」について、言葉の意味、そして"名は体を表す"ということと孫に対する深い愛。一言一言から「人の幸せ」について大切な気づきを説いてくれる。
そして、その思いは今のてこにしっかりと伝わっていく…


そんな大事な場面{/netabare}


なのですが


個人的に?

{netabare}老婆の画が酷い…

素人目なので技術云々カンヌンは「知らねえよ。ただ観て、感じてしまったことなんだよ」←口悪いですが

ということで素直な気持ちを走り書き。


歳を重ね増えていく「しわ」

その1本1本にその人の生きてきた物語があるのではないのか?

人でなくとも、「服のしわ」にしても

座っているのか、立っているのか、ジョジョ立ちしてるのかetc

1ミリ体制を変えただけで、全く違うしわが浮かび上がる。

まして同じ服・同じサイズでも

着る人が変われば「しわ」も変わる


他人と同じしわを作ろうと思っても、少なくとも自然に作ることは不可能。

だからそのしわ一本一本に「唯一無二の自分」「唯一無二の人生」があるのではないのか


浦沢直樹さんは以前(恐らく「漫勉」かNHKの特集番組だった)、服は勿論、歳を重ねた人物を描くとき「しわ」はとても重要で、小手先のテクニックでは技量のなさが観ている人に直ぐにバレる。だから避ける人もいる。
しかし、その難しさこそが面白く、本質なのでは
↑↑
うろ覚え。勝手な解釈


と、クリエーター側の話も交えて"たかがしわ1本。されどしわ1本"

もっと言えば

「たかが1線。されど1線」


てこに語りかけるきのばあさん

孫の、若者の今、そして未来を照らす言葉


老婆に浮かぶしわは

ささやかでも孫の、人の「幸せ」を願う1線なのか

制作側の都合による「シワ寄せ」の1本なのか
{/netabare}

毎週癒されている好きな作品なだけに、疑念が絶えません(笑)


-------------1話 視聴感想(2016.7.11)-------------

萌えより癒しの要素が際立っていました。

作画(萌え部分の)は好み分かれそうですが、安定のJ.Cさんクオリティ。

坂本真綾さんが歌う癒し系のOP曲で思い出したのは「たまゆら」。

ガラケーに懐かしさを感じつつ癒されました♪

投稿 : 2016/10/07
閲覧 : 222
サンキュー:

7

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