退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「ばらかもん」のスピンオフと思いきや、足元すくわれ脳震盪!
「ばらかもん」は沖縄のとある小島に父親から島流しにされた都会っ子「半田青年」の日常生活を面白おかしく描いた普通のドラマでした。
で、この「はんだくん」はその高校生活の物語だと思って気楽に観ていたら・・・何だっ!このブっとびギャグコメディはっ!
冒頭から「おそ〇さん」被りネタにアニメ制作自虐ネタ!(近藤君、君は全然間違ってないよ!)本編に入るまでに貴重な10分をコレに費やす。
そして問題の「はんだくん」。書道大家のご子息なので何かと注目されるのですが本人は重度のKYの上、超重度のコミュ障。自分は嫌われている思い込み人と接するのを極度に嫌い、常に「はんだバリアー」を展開。物事をネガティブに「しか」考えられず、周りの声が「全然」耳に入らない上、変にプライドが高い。
しかし周りの人間はビビッて口数の少ない半田くんの心意を全く知らず、いつのまにやら噂に尾ひれはひれがついて、とんでもない「大人物」に。憧れと尊敬の対象に祭り上げられてしまう始末。
そんな人間不信に陥れた張本人の川藤君。つまらない嫉妬とはいえ酷すぎです。アニメだから許されるけど・・・半田君はたった一人の親友だと思っているのに・・・
学校という社会の中で盲信宗教の縮図をみせられているようで途中、ちょっと気持ち悪くなってきたかな。
新キャラが出る度にEDに参加して人数が増えていく様は面白かった。
よーし「ばらかもん」見直してみよーっと。