タック二階堂 さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
日本アニメの模倣をしているようでは…
詳細は公式でも。
ソンビ物(中国ではキョンシー)の(たぶん)異能バトルアニメ。
制作はハオライナーズという中国の上海绘界文化传播有限公司が
展開するアニメブランドの日本における制作を請け負う子会社・
絵梦という会社によるもの。
ということは、これは中国資本による日本での展開を
念頭に置かれて制作されるアニメということになるのかな。
僕はアタマが悪いので、どういう構図での企画なのか
分かりませんが、いずれ中国でアニメ事業を牛耳っていく
上海绘界文化传播有限公司が「ジャパニメーション」の
ノウハウ構築のために実験的なプロジェクトを展開して
いるといったイメージを受けます。
最初、ハオライナーズがブランドということを知らなかったので、
霊剣山と同じような感じなのかなという印象でしたが、
それともちょっと違うような。霊剣山は文字どおり、企画を
下請けに投げて作った感じなのかなと思いますが、この
一人之下は資本投下して日本法人を作って、執行役員に
日本のGONZOの創業者をアドバイザー?として迎えた、純チャイナ
アニメーションということになるようです。
現時点では、数多ある日本のアニメ基準で考えれば
「なんだろうなこれは」レベルではあるのですが、
着実に霊剣山よりは進歩している気がします。
将来的にはチャイナアニメが、日本のアニメに比肩してくる
のかどうか。うかうかは出来ないのかもしれませんね。
いずれにしても、中国を舞台にした現代劇を日本で
放送して、はたして需要があるのかということはあります。
可能性があるとすれば、三国志をチャイナアニメで制作する
とか、そういった方向なのかもしれません。
=========第2話視聴後、追記です。
なんだろうなあ、これはという感じは継続中です。
今まで一切出てこなかったナレーションが、
いきなり、しかもボケとして出てくるし。
攻撃されてる最中の回想が、どえらい長さとか
そういうのも、まあ、ね。
今回は全体的にコメディタッチでした。
まだそれぞれのキャラが、いったい何の目的で
動いているのかサッパリです。
で、それが気になるかというと、別に…
=========第3話視聴後、追記です。
ギャグ要素多めの厨二病異能者バトルモノで、
それは日本のアニメ界にも飽和していますし、
その内容が絶望的に面白くないです。
変に日本の作品を模倣しないで、独自で行けば
いいのにと思いましたが、あの国は模倣する文化
なので、こんなものかと納得してしまいました。
コピーが本家を超えることはないでしょう。
お付き合いもここまでです。