タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
まるで洋画を観ているようなマフィアドラマ。
本格派マフィアドラマの、オリジナルTVアニメーション!
監督は「鬼灯の冷徹」の鏑木ひろ、
シリーズ構成は「ハイキュー !!」の岸本卓、
制作は「デュラララ!!×2」朱夏。
実力派クリエイターたちが超本格的ドラマで描く、
91日間の復讐劇がいま幕を開ける!!
(公式より)
というお話。
イントロダクション、もうちょっと何か書けるでしょうよ。
ウェブ担当者! ライターをケチったらダメですよ。
1話を観る限り、そうとうシブめの作品。
マフィアに親兄弟を殺されたアヴィリオが、7年が経ち
ファミリーへ復讐をするという話なのでしょう。
スタッフロールの出し方とか、全体的な画面の印象とか
ホント洋画を観ているよう。始まりとか「ツイン・ピークス」
みたいな印象を受けましたね。話は全然違うけど。
こういう作品こそ、ふだんアニメを観ない人が観て
楽しめるんじゃないかと思います。逆に萌えヲタ系の
人は、これは好きじゃないんじゃないかなぁ。
僕はとても面白いと思いました。もちろん継続視聴。
==========第3話視聴後、追記です。
面白くなくはないんですよ。
ただ、どうしてもキャラが弱いせいか、誰が誰やら。
津田健次郎がやってるサイコなマフィアのボスの息子
ぐらいしか分からないというね。
そんなもんだから、いったい誰が何ファミリーで、
誰が戦ってるのか分かりにくいです。
外人ばっかり出てるからですね。
しかも、前期のジョーカー・ゲームと決定的に異なる
のは、これが全編続き物であるということ。
ちょっとストーリーが分からなくなると、もう取り返しが
つかないという。う~ん…
==========第10話視聴後、追記です。
雰囲気はいいんですよ。
THEハードボイルドって感じだし。
ただ、3ヶ月の話を1クールでやるという意味では、
少しいろいろ詰め込み過ぎなんじゃないかなと。
そのくせ、アヴィリオはネロを殺すチャンスが
いくらでもあったのに、ここまで舎弟のように
付き従うだけ。まあ、さっさとヤってしまうと
話が終わっちゃうんだけども。
==========最終話視聴後、感想です。
なんか、いろいろ含みを持たせた終わり方でした。
ちょっと後半、展開が早すぎて何とも分からない
面もありました。
全体的には及第点という印象。