ぱ(・ω・)こ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
万策尽きたーっ!!
あーおもろかった。
アニメ業界モノ、全24話。
おはなしは、
高校のアニメーション同好会メンバーの女子5人はそれぞれ
アニメーター、声優、3Dクリエイター、脚本家の夢があり、
在学中1つのアニメを完成させる。
そしていつかまた5人でアニメを作ろうと誓いを立てそれぞれの道へ進む。
主に就職した4人+大学生1人の群像劇で、
苦悩、葛藤、挫折を経て成長していく5人と、唯一最終目標が定まっていない主人公みゃーもりが「自分は何がしたいのか」を見つけていくこと
がストーリーの軸になってます。
前半はアニメネタが豊富で楽しませてくれ、
後半はアニメが出来るまでのしくみや携わる人達の想いがよく表現されていて感動もあり、飽きずに楽しめました(^^)
なんか、やっぱアニメってすごいなぁ。
って素直な感想はこれです。
なんとなく、忙しそうだし本当大変な仕事なんだろーと思ってはいたんですが、
まぁその通りなんですが。
やっぱ見る側としてはあれは好きだのやれあの作品は面白くないだのキャラデザがどーだの本当の苦労なんて知らずに言いたい放題やっちゃってる訳ですが。
ほんとごめんなさいと思った(@_@)
1つの作品作るためにものすごい数の人が関わってて、例えば原画書く人だけみたって何人もの人が同じ絵を描こうとしてる訳で。
更に制作会社のみならずスポンサーとか原作者側との食い違いがあって、1人1人100%満足するモノなんて多分作れなくて。
だからと言ってまぁ商売でやってるものなので、"個人的な感想"としてはこれからも書いていくつもりですけどね!
私が面白いと思ったのは、演出面。
もちろんストーリー自体引き込まれるし面白いんですが、この演出力がないとかなーーり地味になるんですよね(´Д` )
やっぱお仕事の話だし、魔法とか使えんし。
バーン!キュピピーン!ドカーン!とかできんし。
アニメ業界の日常をアニメにした。ってくらいドキュメンタリーちっくでもあるので地味になるはず。
が!
水島監督はじめ演出の方々がすばらしい!脱帽です!
もー細かくて独特で説明しずらいんですけど、例えば回想シーンへの入り方とか、現実と空想のかみ合わせかたとか細かく散りばめられた小ネタとか所々入ってくるカーチェイスとか。
あれなんだろww妙にクルマのデザインとか凝ってるし、度々カーチェイス入ってくるし、監督が車好きなのかな?あれ、これ頭文字Dかな?
それから背景もすばらしい!
特に建物。
あと女性キャラの優秀さに比べて男性キャラのクズの多さwwwかっこいいジジイたち。
杉江さん(レジェンド
庵野さん出てきたとき吹いたww
声絶対本人と思いましたwwクオリティww
戦闘機でなぎ払おうとさせんでwww
最後のアフレコでみゃーもりが泣くとこはかなりグッときました。(TДT)ピギャ
気になったのはメイン5人が顔一致してたとこ。
でもそれすらも演出の一貫かとも思えてくる。一体感出すために、、?マサカ( ゚д゚)
あと初っ端から業界用語連打してくるので、ニュアンスで分かる程度なんですけどちょっと入って来づらかった。
長くなりましたが、お仕事全般に共通するものなので考えさせられる部分もあり。
皆で1つの目標へ向かって行く青春熱血ものでもあり。
キャラ萌え要素もあり。
ジジ萌え要素もあり。
とにかく、仕事頑張んなきゃな。って思った。
社会人頑張ってるみなさーん!是非観てね(^o^)