ストライク さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
死神列車甲鉄城
ネタバレ感想
設定は、人間対カバネという、いわゆるゾンビもので、「ハイスクールオブザデッド」や「がっこうぐらし」+「進撃の巨人」のような印象でした。
途中、生駒が人間とカバネのハーフ?みたいな存在のカバネリになったの時は、これ「東京喰種トーキョーグール 」の半喰種と似てるな~でした。
だって、半喰種は人しか食べれない=カバネリは人の血が必要で同じなんだもん(笑)
んで、どれもまだ対ゾンビの決着がついていない状態・・・
この作品はどう〆るのか?それが一番気になってました。
始まった時は、対ゾンビもので「進撃」みたいに、砦で街を囲ってて面白そうだな~って思ってました。
作画もめっちゃ綺麗だし、キャラデザも美樹本晴彦氏だから好みでした。
キャラでは、生駒や無名の成長が見れてよかった。
生駒は幼い頃、カバネに噛まれた妹を置いて自分だけ逃げてしまった過去をずっと悔いていて、もう二度と同じ過ちはしないと決め、恐怖心を乗り越え、窮地の無名を救うことが出来た生駒は、「誇れる自分」に成長したと思う。
無名は、美馬に「弱い奴は死ね」という思想を教え込まれてたけど、生駒や甲鉄城の人達と接したことで、その間違いに気づき、自分はどうしたいのか考えれるよう成長してました。
ここまでは評価できました。
んで、ここからちょい酷評
ゾンビもので、キャラやキャラデザ、作画が良くて期待してたのに、中盤以降に登場した美馬のせいで・・・あれれ?なんだか雲行きが怪しくなってきた→あれれ?人間同士の争いに話がそれちゃったよ・・・
結果、評価 ダダ下がりです。
折角、人間対ゾンビのシンプルな話で面白かったのに、美馬が出てきたらカバネが空気になっちゃて、話がつまらなくなった。
なんなのこいつ!
弱い人間は死んで当たり前で、平気で人を殺すし
自分の父親を憎んだ私怨とか 小っせー キャラがクズ過ぎて、もう草が生えるレベル
こんなキャラ要らない!
観たいのは対カバネであって、人間対人間の争いじゃないんだよ!ってね。
結局最後は、「俺たちの戦いはこれからだ!」EDで、カバネとの決着はつかないままとか・・・
2期が決まってるならまだ納得できるが、こんな終わり方されるのはもう沢山です。
ゾンビものって、どれも決着つかない終わり方するよね~
ホント、消化不良な気分です。
でも、なにやら総集編が前後編で年末年始に劇場公開決定したみたいです。
これ、円盤や劇場映画がヒットしたら2期 あるんですかね?
(僕的には、ヒットできないんじゃないかと・・・)
何にしても、美馬の登場で話がつまらなくなったこの作品。
僕としては、ちゃんとカバネとの決着がつくのなら、2期観たいです。
OP&ED
どちらも良い曲で、両方ともCD購入しました。
余談①
OPのイントロの、「貴様!人かカバネか?」
「どちらでもない!おれはカバネリだ!」って所聞いたとき、どっかで聞いたことあるな~って考えてたんだけど、何日か経って、ふっと
「思い・・・だした」です(笑)
子供の頃、再放送で観た「赤胴鈴之助」のOPとよく似てたんですよね!
赤胴鈴之助も、「う~ん 猪口才な小僧め 名を 名を名乗れ!」
「赤胴!鈴ノ助だ!!」って件のイントロで始まるのでw
思い出したとき、すっごくスッキリしました(笑)
余談②
最終話ラストで、線路が崩れ去る所は、銀河鉄道999を観てるようでしたw
それと、同じラストで、無名と生駒が甲鉄城に戻る所では、ファーストガンダムのラストとよく似てて、思わず
「こんなに嬉しいことはない・・・」ってつぶやいてました(笑)
最後に一言
タイトルは、観た人なら解ると思うけど、甲鉄城が行く駅(町)は殆どカバネに襲われて壊滅してるので、そう付けました(笑)