Baal さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
きっとそこに心はあるから・・・
ガイナックスによるオリジナルアニメ作品
ガイナックスの20周年記念作品の第一弾である
親から離れ西野家に下宿する少年タケルは高校に通いながら
西野家のバイク便を手伝い暮らしていた。ある日の配達の
帰りにタケルはバイクに便乗していた友人のリョウと共に
不思議な光を目撃した。その光の跡を追って林に入ると
一本の樹に宿った光の中から一人の女の子が姿を現すのだった・・・
ざっくり言うと良くも悪くもこのくらいの時期に放送して
いた作品なんだなぁと思える感じだった。
謎の出会いを経てからの序盤と隠された真実が浮き彫りになる
終盤との色の差はタイトルにおける醜いと美しいのこの二つを
そのまま当てはめるかのようでした。
12話という枠の中に収めなければというのからなのか序盤
丁寧に描いていただけに終盤がかなりあっさりした色になって
しまっているのが見終わってちょっと微妙な感じを出しちゃっ
てるのかなぁと思いました。
ぐちゃぐちゃに色を混ぜてしまってもそれはそれでグダーって
なりそうだからあまりいいとは思えないけどホントにあっと
言ってるうちにひょいっと展開が一区切り過ぎちゃってますよ
となる感じでした。
まあ無駄に引きずらなくてスッキリしてるから自分はまだ
その方がいいとは思いますが
最後にOPとEDはそれなりに良かったと思います。