「Re:ゼロから始める異世界生活(TVアニメ動画)」

総合得点
91.2
感想・評価
4081
棚に入れた
16801
ランキング
39
★★★★☆ 4.0 (4081)
物語
4.1
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

視聴者をムカムカさせる手法はスゴイことなの?(スゴイことなんだろうなぁ)

いちびり:ふざけてはしゃぎまわること、あるいはふざけてはしゃぎまわる人(お調子者、目立ちたがり屋、実力が伴っていないのに身の丈に合わない格好をつける)

他府県では知りませんが関西圏ではもっとも嫌われる「いちびり」キャラのスバル君が主人公なので、夜中のリアルタイムに視聴していると
「アホか!」「何でやねん!」「それどころとちゃうやろ!」「こんボケが!」と思わず声に出してツッコみを入れてしまいました。そんな神経逆なでる作り方は逆に天晴だと思います。しかも視聴者に対して「前フリ」をまったく見せないので、いつもスバル君目線で進む展開には驚かされます。(いつもバッドエンドばかり)

「死に戻り」も重要な要素ですが、スバル君が何度も何度も死ぬ時に苦悶の表情でのたうちまわって傷の痛みや何も出来ない悔しさで泣き叫んでいても哀れみより「ざまぁ」と嘲り笑ってしまいました。馬鹿は死ななきゃ治らないと言いますが、彼は殆ど成長しませんね。

【ナツキ・スバルの死亡録】合計11回
{netabare}
第1話 始まりの終わりと終わりの始まり
【1回目】ロム爺の盗品屋でエルザに腹を裂かれて死亡。(死に戻りしても何が起こったのか理解していない)
【2回目】ロム爺の盗品屋、やや健闘するもエルザに腹を裂かれて死亡。(死に戻りしても何が起こったのかまだ理解していない)

第2話 再会の魔女
【3回目】すでに3順目のチンピラ3人組の一人に今度は刺されて死亡。(やっと死に戻りに気付く)

第3話 ゼロから始まる異世界生活
・ロム爺の盗品屋分岐クリア。

第4話 ロズワール邸の団欒
【4回目】ロズワール邸で就寝後、気付かないうちに殺されて死亡

第5話 約束した朝は遠く
【5回目】就寝後に来る襲撃者を見極める為に寝ずの番。しかし正体判らず死亡。

第6話 鎖の音
・襲撃者はレムだった?(スバルにかかっている魔女臭の為)

第7話 ナツキ・スバルのリスタート
【6回目】レムにより殺害され死亡。(時系列を知らないレムに喚きちらす)
・死に戻り後、呪術者の呪いでレムが衰弱死。
【7回目】レムを助ける為、死に戻りの分岐点に戻ろうと自ら崖から飛び落ちて死亡。

第8話 泣いて泣き喚いて泣き止んだから

第9話 勇気の意味

第10話 鬼がかったやり方

第11話 レム
・やっと主人公らしくなったと思ったらオイシイところはロズワールに。
・ロズワール邸で目覚める分岐クリア
第12話 再来の王都

第13話 自称騎士ナツキ・スバル
・王選候補披露の間でみっともない啖呵・嫉妬と因縁をつけたユリウスに模擬戦でボコボコに。
・今までで最高のクズっぷりをエミリアに披露。

第14話 絶望という病
・ロズワール邸と領地の村が魔女教により全滅。死体の中にはレムも。

第15話 狂気の外側
【8回目】ロズワール邸の地下で何者かの冷気で完全凍結して死亡。
【9回目】再度ロズワール邸に着くも屋敷の中から現れた巨大ネコ(パック)の冷気で完全凍結して死亡。スバルの首がもげる
・何かスバルが死ぬ度に楽しくなってきた自分は病んでるのかな?

第16話 豚の欲望
・スバル、他の王選候補に頼りまくり、利用されまくり。

第17話 醜態の果てに
・スバルがエミリアに死に戻りを告白したらエミリアが死んじゃった。

第18話 ゼロから
【10回目】魔女教もろ共、巨大パックの冷気で完全凍結して死亡。
・スバルの救済回?

第19話 白鯨攻略戦
・白鯨退治。「やっと」主人公らしくなってきたスバル。

第20話 ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア
・ヴィルヘルムさんの昔話を交えた白鯨戦。
・素直に話が進まないだろうなぁ、と思ってたら案の定。白鯨は複数います。

第21話 絶望に抗う賭け
・やっと、や~~~っと終わった白鯨戦。次は魔女教戦だ!
・クルシュと負傷者は王都へ帰還。街道を封鎖していた別動隊と合流。その中にはスバルをボコったユリウスの姿が。スバルの顔が良くない形相に。

第22話 怠惰一閃
今回も油断してしていると地雷を踏むパターンの見せ方。伏線もアリ。
・スバルとユリウス、一応和解。スバルは助っ人に来てくれたユリウスに感謝。ユリウスは、悲願の魔獣討伐の功績に敬意と感謝。それでもユリウスに対するみみっちい嫉妬は情けない。
・ミミとヘータロー、ヴィルヘルムさんによって討ち取った「怠惰」の司教ペテルギウス。一安心と思いきや、「怠惰」の司教は1人ではなかった!
・ロズワール領に向かうスバル一行。ユリウスに話しかけようとしたスバルが急に一人ぼっちで夜の森の街道に。目の前に現れた白いローブのラムの意味するところは?

第23話 悪辣なる怠惰
・ラムによる幻術先制攻撃は誤解によるもの。
・何とかロズワール領の村にたどり着き魔女教が急襲するから避難するよう説得するもエミリアのせいでこんな事態になったことを怪訝に思う村人たち。しかしラムの一括で渋々了承。
・移動の準備をしているさなか、移動の為に用意した竜車商隊の中に魔女教が!自爆テロを皮切りに大惨事へ。
・数人に取り憑いていた「怠惰」の司教。最後の一人も駆けつけたエミリアによって成敗。と、思いきや安心して見終わらせないこのアニメ。今度はスバルに取りつ憑いたペテルギウス!(この時、「あ、パーフェクト・ヒューマンのあっちゃんだ!」って何人思っただろう)
・フェリスとせっかく打ち解けたユリウスに討ち取られることに・・・
11回目の死亡になるのか!

第24話 自称騎士と最優の騎士
【11回目】前回また死んだので今回のセーブポイントは白鯨戦後、ユリウスと合流したところから。
・今度はペテルギウスの器達を全滅させてから本体を倒す方針。
・スバル、少しは「利口」な対応でエミリアと村人達を誘導。
話数も残り1話。まとまるのかな?

第25話 ただそれだけの物語(最終話)
・えっ!王選の展開無し?!
・ロズワールが拘る竜の件は?
・死に戻りの原因は結局何なの?{/netabare}

だぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
やっと見終わったぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
本当に辛かったぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
しかも中途半端だぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

スバルにかけられた死に戻りの呪いの如く見る者を不快にさせる「呪い」が掛った素晴らしい作品(皮肉)。スバルがいちびる度に胸が(怒りで)締め付けられる思いでした。
「独善的」で「自分勝手」な「おバカ」すぎる「お調子者」のガキ…もとい、主人公の無様すぎる話なんて見たくもないのに続きが気になるようにさせる為の展開・演出・散りばめられた「謎」の伏線。作画も崩れてないので見てしまうからタチが悪い。
毎話、〆の所で絶望させるような予兆や本編丸々半分使っての言い訳や弁解や反省をして進行が足踏み状態になるのにも苛々させられました(必要な行程だったんでしょう)。
スバルの口上にも文法がおかしくて苛々させられました。(例:山よりも青く海よりも高くetc)わざとそうして浅知恵の未熟な若造感を出してる脚本なのかな?

良い意味でも悪い意味でも名を残すでしょうね。これから色んな評価が出てきそうな予感がします。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 359

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