chariot さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
魔女のスローライフ。
漫画原作の全12話。
ジャンル的にはファンタジー+日常。
魔女修行の為に青森の親戚の家に居候する事になった真琴。
青森の人たちや魔女仲間との交流をメインにした日常生活、時々魔女要素を混ぜたほのぼの系なお話。
非常に癒やされる作品でした。
ちょっと天然な真琴がお世話になる家庭は素直で好奇心旺盛な小学生・千夏、素朴で穏やかな圭、おおらかな母、方言がきついけど親切な父の4人家族。
田舎らしいのどかな町のゆったりとした生活…
自然と穏やかな気持ちになれる良いお話でした。
キャラ。
一番はチトさん!
猫好きの皆様は是非ご覧ください。
チトさんは喋りませんがcv:茅野愛衣で鳴きます(笑)
特に5話はチトさんに焦点を当てた回ですのでお勧めです。
今作品の猫の動きの描写はとても良い◎
伸びをしたりお昼寝したり蝶々に飛びついたり…可愛いにゃんこ感満載です。
真琴との会話の内容を知りたいと思う反面、鳴き声だけでも想像出来て楽しいかなとも思いました。
声優。
まず一番気になったのは圭くんの声。
最初はちょっと浮いた感じがあったんですが作品を観て行くうちに菅原慎介さんじゃないとダメな気になってきました。
なんというか圭の素朴さと優しさとボーっとした感じが上手い具合にはまったというか…なんだか分からないけどピッタリ来てました。
好きなお話。
チトさん回も大好きですが、春の運び屋さんの話も面白かったです。
{netabare}春の運び屋(cv:櫻井孝宏)が真琴を訪ねて来るのですがそのカオナシ(@千と千尋)ばりの容貌にびびった千夏が「まこ姉、110番って何番だっけ?」と繰り返すところは可笑しかったです。
cvがcvだけに怪しさ増し増しですよねえ…(笑)
でも穏やかに話す櫻井氏の声は嫌いじゃないです。{/netabare}
とにかくほんわかしたお話ばかりで癒やされる1本でした。
神出鬼没でガサツで自由人な姉・茜もいいキャラでしたし、元気な少女・千夏ちゃんも可愛かったですし、圭くんの女子力の高さは嫁に欲しいレベルでしたし、全体的に悪い人の出ない優しいお話でまったり観るには最適の作品だと思います。
1クール本当に楽しめました。
原作のストックがなさそうなので2期は期待しにくいかもしれませんが、あれば是非とも観たいです。
おまけ。
{netabare}お父さんの方言、僕もよくは分かりませんが…
多分現地の人からすればかなり丁寧に話していると思います。
津軽弁の集団が話しているのを聞いたことありますがもはや何を言っているのか・・・日本語なのかさえ不安になるレベルの会話でしたから。。
チトさん女の子だったのね。。
見た目からジジ(@魔女宅)のイメージだったのと茅野さんの声が割と低めな鳴き方だったんでてっきりオスだと思ってました。
そりゃナオさんに太ったと言われたら怒りますよね。。(笑){/netabare}