鸐 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
5話でやめておけば良かった
終わりの2話がひどいとは聞いていましたが、まさかそこまでひどくないだろうと、おおらかな気持ちで臨んだはずだったのですが、ちょっとここまでひどいと擁護できないです。
まあ、でも!10話までは面白かったような!と思い公式のあらすじを見返したら、あれれ、おかしいぞ、何の違和感も持たなかった最後の回は5話だ。
最初はクマの怖さのイメージと人間より人間らしい性格のギャップ、そして、まちの可愛さをちょいエロタッチで描くギャグものという印象だった。
クマの恐怖→ナツの柔らかさの切り替わる見せ方が上手くてとても面白い。
田舎のディスり、田舎あるある、もパンチが効いていた。
なにより音楽が癖になる。
OPも最初は上手くないなあと思っていたけれど、聞けば聞くほど耳に残る面白いメロディだし、EDの電波ソングもお気に入りだった。
そして話が進むにつれてまちの成長物語になっていった。
最初のころの獣姦ネタ下ネタがまた観れるかなとの期待は、原作でも最初だけとのことだったので残念だと思いつつも、色んな事に挑戦して頑張っているまちが可愛いので見続けてしまう。
後になって、まちへ求めるものがどんどん大きくなっていたことに気付いた。
それでもまだ、最初のころの面白さが記憶に残っていて、いつか挽回するのだろう、そう思っていた。
そして気づけば第10話。
よしおがサイコパスだとか、まちが精神病だとか、そういうことは思わなかったけど、ネットで荒れに荒れている不評、それが概ねその通りであると理解してしまった。
まだ、アイドルコンテストの時は、山神様のお力で幻覚をみているんだろうと理解出来た。
まあ、わかりにくいところではあるので、毎回幻覚の前にさわりを入れるとかした方が良かったかなと思った。
でも、そこよりも帰ってきた後、都会の高校にはいかない!とまちが言った後、ナツが録音して喜んでたことが今までの話とかみ合ってすらいなくて違和感全開だった。
そして、「何も考えなくていいんだよ」
このシーンいる!?
平和な時ならまだしも、精神的に追い詰めた後のこのセリフはヤバいと思う
子離れできないとかのレベルを通り越している洗脳とかそういった類じゃないかな。
ここまで来て一気に冷めてしまった。
5話でやめておけば良かった。