sukepa さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
満足度99点。傑作なんだけど・・・
先に前・後編から見るように。
●評価
99点と提示しましたが、分割すると、
0~90/分:100点
91~120/分(結界壊したあたりから):30点
はっきり言って後味が悪い・・・orz
「オィ、ここで終わるのかよ!!」
続編が作れるような終わりなんだけど、映画で続編エンドってグダグダになるから駄目だと思うんだよ・・・(FD商法みたいなのマジやめてほしい)
●残念なこと
ほむらが魔女化する前のきゅうべぇとほむらの会話シーン及び、魔女ほむらを解放した後のシーン以降の脚本とシナリオ。
虚淵は好きですし、勝手に崇拝してます・・・
が、
この映画は説明にまとまりない。
なんというか、出来上がったストーリー構成を「続編作れるようにしろ」的な理由で却下された(圧力かかった)結果、脚本とシナリオを強引に作った印象がある。
その結果不明な点がある。(ここ重要。胃痛の原因ww)
①ほむらが魔女になった理由がわからない。
QBがソウルジェムを隔離したタイミングが不明確。
仮定1.劇場版後編のまどかが円環の理になった時に隔離した場合、円環の理がある世界でほむらが動いてた理由がわからない。
仮定2.円環の理の世界で隔離した場合、魔女になる理由がわからない。
②悪魔化した理由がわからない
虚淵の好きな所って、ツボを突いてくるストーリーと理屈というか理論っぽいシナリオと脚本なんです。不明点は何回か見たらわかるんですが・・・
まどかへの”愛”で何故悪魔になった?
まどかが神になった理由が”ほむらによって、因果の特異点になったから”と”QBとの契約”があったから
ほむらは???
③悪魔化したほむらがまどか(円環の理)と同じレベルになった理由がわからない。
後編においてQBが「魔法少女の力や魔女の力は背負い込んだ因果の量」と定義した。
ほむらは???
●まとめ
悪魔化以降蛇足にしか見えない#。ここら辺から雑になってんだよ#
この映画の質が下がった理由は、「続編作れるようにしろ」って言った奴(誰か知らないけどな)
魔女化までの虚淵っぽくて良かったシナリオ+頑張って制作したスタッフ一同の最高傑作が、上記の言葉によって汚されたのが”本当に残念”でならない。