にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
絆を結んで分かち合う(人工的に)
私結構好きな作品だったな。
初めはココロコネクトみたいな感じかな?って思ったけど、
感情を共有する事で争いが起きなくなるってコンセプトがあるらしい。
と、言うことで、主要面子6人が「痛み」という誰もが持ち合わせる感覚を共有する事になります。
人物について・・・
{netabare}その6人は、普通なら絶対友達にもならないであろう6人。
全員が癖が強い・・・www
勝平(本編の主人公:愚鈍)
無気力で執着心がなく、欲が全くない。いじめられっ子(←でも、気にしない)
「痛みを感じない」という特異体質の持ち主
千鳥(独善ウザ)
勝平大好き。でも素直になれない~な勝平の幼馴染。
ってか、「独善ウザ」ってなんだよって思ったけど・・・
善意の名のもとに、他者に自身の価値観を押しつける。って事らしい。
あ~いるいるこういう奴。
でも、千鳥は思ったほど、うっとおしくなかったな。
もっと偽善者ぶってもらった方がよかった。
天河(脳筋DQN)
熱血的で、手が早い。すぐ喧嘩。殴ればいいと思ってんのかな?
でも、実際はすごいいい奴で、もっとオラオラでもよかった気がする。
由多(狡猾リア)
キザな性格で、異性には好意を寄せられチャラい。
容姿に自身があるのか、女は皆落とさなければいけないのか・・・
牧サンに凄いアタックかけてる。元デブ。
牧(上から選民)
孤独を好むクールな性格。千鳥と違って、すべてを見下す感じ?
キズナイーバーで絆を結ぶのが一番嫌がってる。
仁子(不思議メンヘラ)
自分の世界に浸っている女の子。すごいポップでテンション高い。リアクションがオーバー。
ただ、「天然不思議ちゃん」ではなく「偽不思議ちゃん」なので、
普段の言動に反し妖精やおまじないの類は信じていない。
だが、そのキャラを演じきっているニコちゃんは凄いよ!
たまに、的を得た発言するけど。不思議じゃなくなるけどw
日染(インモラル)
見た目はビジュアル系っぽいが、究極のマゾ。っていうか変態。
性癖が酷い。将来絶対危ない。{/netabare}
ストーリーについて・・・
{netabare}人体実験をし、絆を結んだ6人ではあるが、
園崎法子がキズナイーバー達に次々とミッションを課す。
初めは身体的な痛みだけの共有ではあったが、
途中から、精神的な痛み・心の痛みも共有しあい、声まで聞こえる・・・
これは、実験の成功を意味するのか?
というか実験自体が曖昧で、結局の所、どうしたいのかも曖昧だったな。
過去に実験失敗しても、なお、続ける実験の意味は?
終盤に差し掛かると、法子と勝平の幼少期や、過去の実験。
実験に失敗して、人形になった子達も出てきたりと、ちょっと重い話になったけど、
「かえして」で痛みが解放されるものなの?
それまでに、恋愛関係なんかでキャラ同士が絡み合って面白かったのに、なんだか曖昧な感じに終わってしまってもったいない。
{/netabare}
作画が独創的で観やすかったです。
回を増すごとに面白くなっていくけど、1クールじゃたりない設定内容だったんじゃないかな?
キズナイーバー解放後の勝平除く他5人は、随分と蚊帳の外になりましたね。
また、過去の実験の被害者達の掘り下げもしてくれないんですね。
先生達は何のためにいるのでしょうか。
他グループのキズナイーバー(勝平いじめてた奴ら)は必要だったのでしょうか?
七つの大罪(現代版)とはいえ、もっと露骨に出して欲しかったってのがある。
もっと露骨に特徴出してくれたほうが分かりやすかった。
もう一回観てみようって思った。
毎週毎週1話1話観ていたら、よく理解できない部分もあったと思う。