戸愚呂(青春) さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アゲイン
下書きのままずっと眠っていたので投稿。
物語、音楽、演出、全体の雰囲気とも全て刺さりました。
僕自身、かなり感情移入してのめり込んだ、のみ込まれた作品です。
セリフの言い回しがいちいち臭くてポエム調で、でもそれが作品全体の儚げで暖かい雰囲気を作り出してるとても大事な要素であると思いました。
これが苦手な方もいると思いますが、僕は好きですね。
{netabare}
大体の方は割と早い段階でかをりがいなくなってしまうという事を察すると思いますが、終盤になるにつれてそれを認めたくなくなっていき、「奇跡でもなんでもいいからかをりを助けてくれ」
「せめてもう一度2人で演奏させてあげてくれ!」
と願ったのは僕だけではないはず。
演奏シーンはもう圧巻でしたね。
どれも素晴らしかったのですが、1番印象深かった演奏は絵美の「木枯し」。
有馬へ「響け」「届け」という気持ちが視覚聴覚からぶわっと入り込んでくる何度でも観れるシーンです。
印象に残っているシーンであげれば、公正とかをり、2人の演奏。
中断してしまう2人、かをりの「アゲイン、、!」
ここのシーンも何度も観てしまう。
もう一度ピアノを始める公正。
もう一度2人で演奏することを夢見る2人。
作中の人物は勿論、観ている僕もその演奏をもう一度みたい聴きたいと心から思ってしまいました。
{/netabare}
BGMもとても素晴らしかったです。
サントラを借りて、あの1番耳に残ってるのはなんという曲だろうかと探していたら見つけました、「アゲイン」
なんですかこれは、、、
どこまでも僕を虜にしてくれましたね、、、
一度観た方ももう一度観て欲しい。
そうだ、もう一度、四月は君の嘘を観よう。