kei さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
何か惜しい
1、尺不足
1話を観たときはシスコン主人公の学園コメディかと思ったが、13話を観終わってみると、まあまあ深い話に展開していていい意味で裏切られた。ただし、色々詰め込み過ぎたためか、1番描きたかったことが濁った気もした。{netabare}タイムリープ展開になったときは正直がっかりしたし、そうするなら2クールぶちぬくか序盤からちょいだししていかないと消化しきれない。最終回は駆け足になっており、主人公の心理描写が雑で、ヒロイン含めその他の人物が薄すぎた。主人公有宇とヒロイン友利のやりとりは感動的なものではあったが、いかんせん第13話の内容が圧縮短縮されていて「もったいない」と感じた。{/netabare}尺に対して過多な内容であるだけでこうも印象が違うのかとある意味では勉強になる作品。
2、論理的に進まないところもちらほら
本作序盤は主人公有宇の地味な能力のおかげ(?)か面白かったのだが、{netabare}彼の本当の能力を知ったあたり、もっというと13話{/netabare}中心に「なんで?」と思う流れが多かった。「異能力モノ」って特殊な力ですべて話をつけてしまうところが苦手な私だけが思うことかもしれないので気にならない人には大丈夫だと思います。
3、とにかくヒロインが可愛い
ヒロインである友利奈緒がかわいい。佐倉綾音さんの声も合っていたし、最近の流行り?の頻繁な赤面もしないところがまたよかった。