退会済のユーザー さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

言葉に出来ない　だから踊りで伝えます。

らきすた最終回は学園祭の体育館ステージ上で迎えます。
仲間達と練習してきたチアダンスがこれから始まる。。。
緞帳があがっていくその瞬間
流れるエンディング曲はうる星やつらビューティフルドリーマーの主題歌
　※有名タイムループアニメの曲
なんて粋な演出なんでしょうか！らきすたは終わらないのか。。。

らきすたオープニング曲はエキセントリック過ぎるかもしれません。
しかし、4人がジャンプした際に飛び上がる高さによって
スカートの広がりに個人差があり、ひらめくスカートの生地の質感と
質量の表現は神業といえます！

日常系アニメは数あれど
美少女達の日常描写は私たちの現実と比較すれば非日常でしかなく、
ファンタジーといっても過言ではありません。

多くの日常アニメの会話劇は間の取り方がシュールであったり
ハイテンションで笑いを誘うスタイルですが
らきすた内でのボケとツッコミは自然体です。
また、会話の内容も日常の些細な疑問や生活あるあるネタ、
学生らしい宿題やテストの話題など非常に身近に感じるネタが実は多めです。
サブカルチャーのオマージュだけの作品ではなく
力作と呼べるだけの奥の深さが、らきすたにはあります。
。。。。。。。

堅苦しい話はこれで終わりにするとして
じぶんにとって、とても共感を覚えて馴染めるアニメなんです。
大抵の日常アニメはファンタジー過ぎるし、美しすぎる
紛れ込んでもノリが合わず、話題も合いません笑

らきすたの世界なら。。。こなた、かがみ、みゆきさん、つかさ
皆と話が合いそうなんです。

コスプレ喫茶のショータイムのノリ辛さ、アニメショップのワゴンを漁る本能、コミケの移動の大変さ、売り子に対する客のクレームの態度など
行ったことがある方なら「わかるー」と食いつきたくなる再現度です！
オタクであるこなたに対してのかがみの冷ややかなツッコミは
的を得ていて自然なんですよね
じぶんはこなた寄りなんで。。。かがみんのツッコミを疑似体験できます
　ありがてぇありがてぇ

これだけ00年代のオタクカルチャーをわかりやすく、愛を持って
とりあげた作品は他にないと思っています。

じぶんにとって、らきすたの日常こそ身近であり居心地のよい世界です。
（実写パートは死ぬほど邪魔。不愉快です）
ですから日常アニメで一番好きなアニメをあげるとしたら
胸を張ってARIAとこたえ、心の中で『らきすた』とつぶやきます



ただいまデッキにセット完了しました！AM1：00
もってけ！セーラーふく　踊りきる体力があるのか楽しみでなりません

感想の体を保てなくなってまいりましたので
この辺りで終わらせていただきます。。。
最後までおつきあい頂き誠にありがとうございました。