退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いっぺん死んでこい
少年マンガといえばリボーン、みたいな感覚分かってもらえるでしょうか。
私が今までで一番熱くなった作品です。
この作品の軸となっているのは「死ぬ気」。
女の子への告白から始まり、仲間を守り、果ては死ぬ気で世界を救うことになります。
そんな超展開、と思うでしょう。
甘いです。
だって手から炎を出しますから。しかもそれで戦いますから。
死ぬ気でやればなんでも出来るなんて臭い言葉、直接言われてもなんか恥ずかしいだけです。
でも、リボーンは違いました。
こんな風になりたいと本気で思いました。
死ぬ気で何かをやることがかっこいいと、心の底から思わされたのです。
憧れというのは意外と強い動機です。
そのエネルギーに何度助けられたことか。
アニメのキャラに憧れて、少しだけ強がっているうちにいつの間にかそれが自分になっているなんて素敵じゃありませんか?
リボーンはそれだけの力を持った作品です。
ぶっ飛んだ設定、ぶっ飛んだキャラ、ぶっ飛んだ世界観。
何もかも滅茶苦茶で、こんなことは起こり得ない。
けれど、本気で熱くなれるんだったらそれはもうウソじゃない。
全203話。とても長い作品です。でも、それだけの価値がある作品とも言えます。
原作でいえば30巻途中までがアニメ化されています。
作画に荒はありますが、忠実なアニメ化といえるでしょう。
大好きな作品です。
見ればきっと、死ぬ気の炎を宿したくなります。