スカルダ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
哲学的な事を考える
気付いた時にはもう死んでるなんて・・・
しかも蝋燭の炎のように、徐々に自分が消えていく。
なんて儚い・・・
さて、「我思う、故に我あり」
という哲学者デカルトの言葉がある。
大雑把に説明すると、
自分を疑う自分というものが確かに存在している。という意味。
例え死んでたとしても、自分を疑う自分がいるという状態は
哲学的にまだ自分という状態が存在することを意味する。
消えゆく存在としてのトーチという状態は非常に興味深い。
「自分が消えゆく存在である」
と気付いた時、果たして自分は何を考えるのだろうか。
そして、存在とは何かを考え始めたら止まらなくなっていた。
古本屋で100円で買った「萌える★哲学入門」を読破してしまったではないか。ようやく哲学の入り口に・・・
は!何をやってるんだ・・・俺・・・
で、とりあえずレビュー(前置き長!!
「とらドラ!」「緋弾のアリア」「俺の妹が〜」等
あにこれだとツンデレ系評価高いので、
まぁイケるかなと思って見てみるけれど、やっぱりダメでした。
ツンデレというか、気の強い女の子って生理的に受け付けないようで、
いつものようにサブキャラの方が魅力的だった。
紅世の徒が一体何の為に存在の力を欲しているのかよくわからない。
故にフレイムヘイズ達が一体何のために戦っているのかわからない。
よってフレイムヘイズ達が何を欲しているのかわからない。
{netabare}ただ単に存在の力が欲しいだけなら、永久機関である裕二を生贄にすれば全てが解決する(あ・・・){/netabare}
悠二:
零時迷子という究極の宝具を持っているため、
死んでいるにも関わらず、永久に存在し続ける。
儚さもクソもないのが残念。しかもヘタレ。
不死身?なら自ら突進するくらいの気合は欲しかった。
悩むべきは永遠の命を持った苦しみなんだろう。
シャナ:
単なる燃えキャラ。
第一印象って重要だと思う。
出会って数秒の第一印象で人間関係の8割は決まると言われているのに、
オープニング一発目の作画崩壊を何度も見せられるのは耐え難い苦痛。
個人的には、ツンデレという存在自体が理解の範疇を超える。
攻撃的な女の子より、優しい女の子の方がずっといいと思うのだが。
恋愛に無垢過ぎるキャラもどうなのかな。女の子って進みすぎてるくらいなのになぁ・・・願望出過ぎ。
幼児体形も不要。ロリコンは(以下検閲
吉田タン:
シャナとは真逆の萌えキャラ。
セリフの一言一言にズッキュン来てしまう。
やっぱり女の子はこうでなくっちゃ。
扱う世界観は哲学的で興味深いのだが、
ストーリーやキャラクターには共感出来なかったなぁ。