kaisyu さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
惜しい・・・
知人の勧めにて視聴開始、原作未読です。
突然起きる現代社会にての殺戮。なつかしい田園風景。・・・千年後?
神道的また密教的な儀式、飛び交う意味不明な専門用語。ほぼ説明は無いながら独特な世界観と何やらこの世界に漂う不穏な空気が感じられます。
しかし、しかしながら説明があまりにも無さ過ぎのため解説サイトを併読しながらの視聴となりました。
そしてやっと入り込め出したところで第5話での意味不明な演出と作画崩壊・・・異常なほどのアップ多様と誰が誰だかわからない程の作画崩壊とアングル、意味不明な股間のアップ・・・
山内氏なる人が画コンテと演出を手掛けているのですがこの方10話でもやらかしていますね。
そんなこんなで17話でやっと本筋に入り、目が離せない怒涛の展開でラストまで突っ走り、そして衝撃のラストを迎えます。
最期の瞬のセリフ「早季、そろそろ行こうか」には鳥肌が立ちました。
エンディングにいつものED曲ではなくドヴォルザークの”新世界より”を用いたことも作品の格を上げたように思えます。
良くも悪しくも衝撃的な印象の残る作品といえます。作画の乱れさえなければ神アニメになれたかもしれません。少なくとも私の中でシュタインズゲートと肩を並べる作品となりえたと思います。
キャッチコピーの「偽りの神に抗え」が秀逸です。