け~・える・い~ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 1.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
絵はきれいだけど・・・
作画は素晴らしい。
戦闘シーンはスピード感があってなんか進撃っぽいなぁと思ってたら、監督と制作会社が同じなんですね。
それから、美樹本キャラもいいです。
{netabare}ただ、生駒の声優さんの演技は、うしおでも同じですが、ずっと肩に力が入ったような感じで、感情表現の幅もなく正直上手いとは思えない。そのせいもあって生駒がかなり暑苦しくうっとしいキャラになっている。視聴者視線で見れば正しいことを言ってるんだけど、もし現場にいたとしたらただの思い込みの激しい礼儀知らずの身勝手なやつとしか思えないであろう行動が多い。しかも、たったそれだけのきっかけからなんでその結論にたどり着けるんだ?ってのばかり。
他のキャラも、行動が突然に感じたり、不合理だと感じることがちらほら。
そんなこんなで、作品世界にイマイチ没頭することができない、ちょっと惜しい作品というのが、現状の評価です。{/netabare}
以上が8話までの感想。以下全部見終わった後の感想。
{netabare}結局途中までの印象と変わらず。生駒は暑苦しいキャラのまま、他のキャラも超能力者かというくらいの勘の良さ。
俯瞰的に見てる視聴者ならわかることなんだけど、作中の登場人物の視点からではそれはわからんだろうってことを普通のことのように言い当てたりする(ex.敵の思惑を見抜く生駒の発言。最後、生駒が回復したことについての無名の発言等々)。
物語の進行の都合に合わせてキャラを動かすから、状況に合わない不自然な言動をキャラがしているような印象を与えてしまうのではないかと。登場人物の行動の集大成が物語になるはずなんですが、あらかじめ決められたストーリーに合わせてキャラが無理矢理動かされているといった感じです。
キャラにどうしてもそういった行動をさせたかったなら、それが不自然とならないようなカットを挟むなりすべきなんでしょうが、そういった丁寧さはなかったです。
物語そのものもご都合主義の印象。
物語、キャラ減点しました。{/netabare}