ろき夫 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
正直、好きにはなれませんでした。
一期から引き続き、二期を視聴。
序盤の学園パートを経て、就職、結婚と、徐々に盛り上がりを見せ、
テンションがどんどん上がっていくのを感じました♪(^ω^)
噂の涙腺崩壊シーンはまだか☆まだかと、楽しみ(?)に待っていたのですが、
渚が子を宿すあたりから次第に展開が見え、案の定そういうことになってしまい何か残念でした。
ベタというか、安易に感動を誘い過ぎではないですかね?
逆に萎えてしまいました(´Д`)↓↓下げ下げじゃ!
その後、渚のことを思い出し、いちいち泣く主人公の演出が多くて、くどかった。
5年も経てっるのにウジウジし過ぎw
最愛の人だったから悲しいのは理解できるが。
この物語にリアルさを求めるのは厳禁だと分かってるつもりでしたが、
一期に比べてシリアス展開の占める割合が高いので、「おとぎ話モード」での視聴にも関わらず、
ついツッコミを入れたくなってしまいましたw
そして終盤、汐までもが安っぽいお涙頂戴な演出の犠牲に。
もう、いい加減にしてっ!ヾ(*`Д´*)ノ …という感じがしました。
「死」というテーマをチラつかせば人の涙が得られるとでも思ってるんですかね?
嫌な気持ちになりました。
一期では割と素直に感動できたんです。
色々と演出に工夫がみられて。それが良かった。
…先に不満を書きましたが、こんな私でも感動できるシーンが無かったわけではありませんっ!(`・ω・´)
父親の犯した罪のせいで主人公の仕事の話が無くなり、親の呪縛により苦しめられる話。
これには、私自身、苦い経験があり、ちょっと共感できました。
また、18話も評判通り感動出来ました^^
過去を克服し、前向きに生きることを決意する主人公。
そして、汐ちゃんの「ないていいのは、おトイレか、パパのむねのなかだって…」という台詞では、
さすがに涙腺ヤラれちゃいました。(つД`)ハンケチーフ、プリーズ
…というか、よくぞここまで素直な良い子に育ててくれた!
この物語最高の功労者である「アッキー」&「早苗さん」の懐の深さ、人柄に一番感動しました!
汐が出ていくことになった時の、障子越しに映る二人のやり取りも切なかったです。
アッキー、マジ惚れするわw
ホントお似合いの夫婦です^^
あと、最終話に関してですが、解かりづらかったですw
いくつか他のレビューを見てようやく理解できました。
最初、まさかの夢オチかと思ってしまった。
説明不足というか、もうちょっと表現が解り易かったらよかったのかな?
けど、‘夢’ではなかったというだけで、並行世界とかなんとか理屈を並べてはぐらかされた感は、
私の感想では否めませんね。やっぱり解決の仕方がしっくりきません(´・ω・`)
…かと言って、他に良いエンドが思い浮かぶ訳でもないんですがw
一期、二期を通して、解り易い展開と感動を提供してきた作風であっただけに、最後までそうあって欲しかったですね。
変に捻ったせいで違和感を感じてしまいました。
原作があるので仕方のないことですが。
…なんか、批判レビューっぽくなってますねw
でも、これはクラナドが私の中で思い入れの強い作品になったからだと思います。
イイ作品であることに違いはありません!
ちなみに個人的には明るく楽しい、一期の方が好みです。
…なんつっても、能登さんの出番多いしねっw( *´ω`*)b
能登かわいいよ能登。