chariot さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
個性を持った六つ子たち。
赤塚不二夫原作の「おそ松くん」の成人後を描いたオリジナル作品。
全25話。
ジャンルはギャグ物のくくりでいいと思います。
どう評価したらいいのか悩む作品でした。
面白いかと聞かれれば面白かったです。
好きか嫌いかで言えば好きです。
でも、女子中高生に大人気!と聞くと「なんで??」とも思います。
色々女子受けする設定を設けてあり、制作の狙い通り的な意見も聞きますが、どうにも納得はしきれない…。
物語3.5。
個人的に当たりハズレがありましたが概ね楽しめました。
好きな話はエスパーニャンコ回と主役争奪レース回。
小ネタではトド松のライン。
声優4.0。
有名人気声優集めてますので下げる箇所もないですが、トト子ちゃん役の遠藤さんの壊れっぷりが凄かったです(笑)
あと鈴村氏のイヤミがしっくり来すぎて怖かったです(笑)
じょし松さんの最終回(?)のばあちゃん声も全員上手くて改めて声優って凄いなあと。。
唯一難点を挙げると一松事変回の福山氏は殺せんせーになってたなあ…
キャラ4.0。
無個性の六つ子に個性を持たせた話なので個性的といえば個性的ですね。
最初は全部同じに見えて声でのみ見分けていた六つ子をいつしか見た目だけでも見分けられるようになった時は小さな達成感を味わえました。
音楽4.5。
A応PのOPが1クール目2クール目ともに中毒性があり、良かったと思います。
まとめ。
適当に作ってあるようで意外なところで伏線回収したり、練りこんであるようで投げっぱなしだったり、意外性のある作品…って事でいいのかなあ。
正直、24話の流れからどう最終回に持っていくのか期待していたのですが、色気を持っちゃったかなあという結末でした。
まあ円盤の売れ行きも好調ですし、続編を狙うならそうなりますよね…と。
そこは少し残念に思いましたが、まあ2クール楽しめた作品でした。
いくらか低俗なギャグもありますし、あざとすぎて笑えない箇所もありましたが、基本的にはドタバタしてますので気軽に観てみてもいいかもしれません。
{netabare}13話「事故?」
これはチョロ松が可哀想。
これだけはホントに何故引っ張るのかわからない。
多分このネタで他の六つ子だと効果的な反応が得られなそうだけど、上げられる事もないまま下げられるチョロ松には同情する。
{/netabare}