天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝96
はっきり言って、この作品にはやられました。
ただ、この後の感想はネタバレになりますので、もう観てしまった方はともかく、まだ観ていない中で少しでもこの作品に興味を持った方は、7分程度の短い作品なので観てから読んでいただく事をお勧めします。
人類社会が滅びた未来、生き残った人々はシェルター(?)の中で管理された生活を送っているが、管理さている人々の不満は高まっていた。
そこに登場するのが「ヒストリー機関」で、過去の歴史映像から、何故人類が滅んだのか調べるという展開です。
まあ、ふた昔前のSF映画によく出てくるような管理社会の描写に、人類の戦争の歴史が描写される前半は、真面目な作品のように見えますが、ヒャッハーな世紀末の人々が出てきたりする辺りから、いや~な予感が(汗)
そして199×年、世界は核の炎に包まれ、世紀末救世主が(おいおい)
もとい、巨神兵もどきの兵器が登場する(第2期から登場のメモ書きを第2次大戦からと解釈するのも何なんですけど)展開で、これはギャグアニメなんだと知らされます。
ギレン「圧倒的じゃないか、巨神兵もどきのデザインは(違)」
そこから始まる侵略宇宙人との戦闘データとZの恐怖・・・これが、どっかで観た様な映像ばっかりなんですよね(苦笑)
しかし、そんなヒストリー機関の努力も、革命軍が発見したひとつの映像によって、もろくも崩れ去ります。
「春うらら悠久のさまーばけーしょん」というロリアニメによって・・・
このオチを見せるために、今までの映像があったって事なんでしょうけど、おもいっきり笑ってしまいました。
それにしてもこのアニメで山寺宏一さんの凄さを再確認しました。
ひとりで24役って、何じゃこりゃーの世界ですよ、とにかく楽しんで観られた作品です。