さえぽん さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 1.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
点数ほどの期待作ではないです。
何にしても満島真之介という主人公のキャストが演技がヘタすぎます。
主人公は危機が迫ると少し時を戻って行動が出来き、その危機を回避できるリバイバルという能力が使えます。
作中で一番の山場、主人公が警察に捕まって、絶体絶命のピンチ!!
そこで時を戻したい主人公!そして…
「戻れぇぇ~~~~」と棒読みで叫ぶ主人公。
もうあまりの棒読み具合に笑うどころかそのシーンで録画の再生と停めて、一旦1ヶ月くらい見る気がしませんでした。
その後、折角途中まで観たからという理由で再開して最後まで見ました。
別にキャストが声優さんじゃないとダメという事は一切無いです。
実力があればそれでいいんです。
しかし、満島真之介は滑舌悪い、演技が下手で棒読み。
作品に入り込もうとして見てるのにセリフ回しが全部棒読みでヘタすぎて、彼が喋るたびに現実に引き戻されて、作品に集中しきれないです。
芸能事務所のユマニテからいくらお金を積まれたか知りませんけど、こういう政治的キャスティングは本当にやめて欲しいです。
作品が良くなるように実力で選んで欲しいです。
主人公の幼少期のキャストを担当した太鳳ちゃんは役者なのにいい感じでハマってたと思います。演技も上手でしたよ。
ストーリーに関してですか途中まではサスペンス感があり及第点です。
しかし、そこのキミ、序盤でコイツ怪しい!というなんとなくそう思った人物は居ませんでしたか?
はい正解です。何のどんでん返しもなく、それが犯人です。
そして最後に明かされる犯人が犯行に及んだ理由も意味不明な理由で納得できるようなオチは用意されてませんよ残念ながら。
きっと貴方はこう思います。「なんじゃそりゃ!」と。
作画や音楽などのアニメとしての基本的な部分のクオリティはA-1 Picturesだけあって高いだけにとても勿体無い作品だと思います。
最近はノイタミナブランドという確固たる地位を獲得しつつあるアニメ枠ですからそれに釣られて評価したい気持ちは分からなくもないですけど、一度見たら二周目を見ようと思う事はない、タダの凡作です。