ぱ(・ω・)こ さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ピクサーの勝ちー!
ディズニーピクサー作品。
劇場公開中には見れず、DVDでやっと見れました。
人の頭の中の感情たちのお話ということで、興味びんびん期待たっぷりで鑑賞。
でも題材がまぁよくあるっちゃあるし、どんなやろかねぇ、、(・ω・)
が!もーさすがですピクサー。
頭の中の世界とは、
11歳の少女ライリーの頭の中にいる感情、
ヨロコビ(黄)・イカリ(赤)・ムカムカ(緑)・ビビリ(紫)・カナシミ(青)
がメインキャラ。
この世界では感情たちは司令部という塔にいて、司令塔を軸に囲むように
ライリーの性格を形成している、家族・友情・おふざけ・正直などの「島」がある。
更にその島の向こうには、思い出の保管場所や夢の製作スタジオ、イマジネーションランド(想像力の遊園地みたいなの)、考えの電車の駅などが広がっている。
ストーリーは、
ある日ライリーは両親と3人、元住んでいた田舎町から都会へ引っ越しをする。
期待とは裏腹に、新居はボロ屋、大好きな父は仕事が多忙で、複雑な心境な中。
そんな中頭の中では騒動勃発。ヨロコビ・カナシミが司令塔の外、思い出の保管場所に飛ばされてしまう。
ライリーの軸の感情ヨロコビと、もうひとつの強烈な感情カナシミがいなくなった司令部は大混乱。
もちろんその感情はライリーに直結し、現実世界に影響を及ぼします。
頭の中の人たちの願いは一つ。ライリーを幸せにすること。
その為にムダな感情はない。一刻も早く司令部に戻らなくてはいけない。
一応こっから先は書かないどきます。まぁ多分想像通りです(・ω・)ノ
トイストーリーとかもそうだけど、ピクサーってストーリー性は正直ないんですよね。
それでもこれだけ評価を得てるのは、表現力の高さや創造性の豊かさだと思います。
ストーリーだけを読むと、ちょっとややこしそうなイメージを持つかもしれないんですが、カラフルでポップなイメージの世界感や分かり易い創造世界などのおかげでそんなイメージは一切ない。
本当にすごいなぁーと感心してしまう。
感情キャラ達にたまにイラつくのも、性格設定に忠実にセリフや思考選びをしてるからですよね。
イラついちゃったらピクサーの勝ち。マケタ-
テンポのいい進め方や、脇役たちにクスッとくる小ワザを掴ませるのもピクサーならでは。やっぱそこはアメリカのなせる業ですね!
私のお気に入りは、
なぜかたまに頭に浮かぶCMの記憶の件りと、夢製作スタジオの「まるで本当みたいフィルター」www
こうゆう発想すきだわーww
詳細は観てのお楽しみで!
ビンボンのうるっとシーンも、程よく短くちょっとしたスパイスになっててとてもよかった。ビンボンであった意味も含めて。
吹替え版の声は、
ヨロコビ→竹内結子、カナシミ→大竹しのぶ
ビンボン→佐藤二朗イイ味だしてました!
ピクサー作品1つは見たことあると思いますので、嫌いじゃなければ絶対楽しめる作品です。
何も考えず見れる暖かくてちょっと切なくて、でも最後はちゃんと救ってくれるエンターテイメントアニメですので是非(・ω・)ノ□ドゾ-