東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
期待値は高かった。しかし、世紀の駄作で終わった。
水島(努)監督に岡田脚本、この取り合わせははじめてのビッグコンビ。
期待するなというのが無理。
でも二人とも個性が強烈で吉と出るか凶と出るか…
さて、クールも終盤となり、これから伏線回収回が続きます。
広げた大風呂敷を視聴者が納得いく方向でたたみこめるか…
終盤の展開が楽しみです。
現在までは岡田さんよりも、水島監督の香りが強い仕上がりだと思います。
Anotherのような、最後のドタバタだけは避けて欲しいと願いつつ…
9月23日追記:視聴終了後の感想
正直、タイトルと公式の設定をみたとき「遠野物語」のアニメ化に挑戦するのだろうかと期待をしていました。
結局、ビッグネームのお二人に翻弄された末、何がなんだかワケがわからないままクール終了となった最近にないパターンを味わった作品です。
かなりのキャラが登場する群像劇ですけど、空気化したキャラも多かった。
特にヒロインの真咲の空気っぷりがハンパなく、メンタルがヤバイ処刑ねぇちゃんやハヤトのヤンデレホモっぷり、思い起こしてもそんなシーンばかりで、真面目に考察するのは不可能というか、既に物語そのものが破綻していますのでね。
正直、実は主人公はヴァルカナでヒロインはこはるんでなかったの(笑)
結論として、キャラの使い捨て、広げた風呂敷を畳まずに(畳み忘れたのかな)逃亡した両巨匠というネガティブイメージだけが残ったのがこの作品の意義のように思っています。
未視聴の方には暇潰しでもお勧めしません。
下手に観ると前半は何かの伏線を張っているような錯覚を覚えますが、貼られた伏線の回収はほとんどされていないどころか、伏線どうし何も交差せず、また新たな謎を登場させて、以前の伏線は切り捨てる、そんなパターンばかりで視聴者を弄り回すだけに、悪質このうえない作品です。
内容がないこと承知すて暇潰しするギャグアニメの方が余程良心的です。
この作品のキーワードは「トラウマ」ですけど、支離滅裂なアニメを観せて視聴者にトラウマを植え付けるのが真の目的のようにも思えますね。
いやーホント悪質ですよ(笑)てか、あの二人、絶対大失敗と思っているでしょう。
一番の被害者は、支離滅裂な脚本でコンテ切られて悪戦苦闘した制作スタッフかもしれませんけど。