ミロ さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

非常に面白く綺麗に終わっているが中だるみもある

とても面白かったです。最終回は想定通りとはいえとても感動しました。
まずは良かった点から
一期の謎を多く残したENDからある程度の謎は回収出来たかなと。私がc.c.好きなのもあるのですが回を追うごとにc.c.との絆が深まっていくのは良かったですね。そして最終回は綺麗に〆たなと思いました。ルルーシュ側の人間（ロイド、セシル、ニーナ、c.c.等)のルルーシュの覚悟を受け入れる描写も非常に良かったです。（覚悟を決めた態度が非常にカッコよく美しかったです。）
また一期ではネタキャラだったオレンジが非常に忠誠心の高い臣下として書かれていたのもとても良かったです。
次に悪い点
黒の騎士団の総アホ化。ディートハルトやラクシャータはともかく扇や藤堂などあれだけゼロに救われ、ゼロの指揮のもと着実に結果を残していったのに敵国のトップにゼロの正体がブリタニアの王子でギアスの能力を使っていた、ということを聞いただけで何故か寝返りゼロは裏切った！などと言い出す始末。扇に至っては敵国の女を囲い、実質仲間を裏切り様な行動をしており、また一期最終決戦の時囲っていた女に撃たれ余計な混乱を巻き起こした一人。そんな人間がゼロは俺たちを裏切った！などほざくのはあまりにも酷すぎるのではないでしょうか。藤堂に至ってもあれだけ助けてもらってすぐにゼロは裏切ったと言うのはなんとも・・・・少しは卜部を見習ってもらいたいものです。
あとはこれ個人的な趣味なのですがもう少しKMFの地上戦が見たかったかなと・・・どいつもこいつも簡単にビュンビュン飛んでしまっているので少し残念でした。一期のガウェインのこいつ卑怯すぎるだろ！といったような一部の機体だけ飛べれば良かったのではないかなと思いました。

色々書きましたが見て損のない作品だと思います。最後をトップクラスに綺麗に締めた作品であり、人間ドラマ、バトル物等どれを取っても面白いと言える作品だったと思います。