HIRO さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2005年作品とは思えないぐらい十分楽しめたよくできた作品でした。
まだ観てない方に説明するには日本版ロミオとジュリエットって表現するのがわかりやすいのですが、
甲賀と伊賀の生々しい殺し合いが毎回出てくるので「純愛」と言うジャンルではないと思います。
タイトルも「バジリスク~甲賀忍法帖」と横文字が入っていて忍者ものになぜ横文字?と一瞬思いましたが、くノ一は美しくキャラデザインされているのに対して男の忍者は禍々しくくデザインされているのを観て納得(笑)。確かにバシリスク(ヘビの王であり、見ただけで死をもたらす力を持っていると思われていた)みたいな忍者ばかりだった(笑)
最終話24話の朧と弦之介の来世での再会を誓い、現世では死を選ぶしかない二人の姿に泣けました。
ちなみに朧は水樹奈々さんが演じています。
OPの「甲賀忍法帖」EDの「ヒメムラサキ」共に好きな楽曲です。
水樹奈々さんがしっとりと歌う「ヒメムラサキ」が彼女の楽曲の中で一番すきです。
あらすじ
徳川家康が竹千代(秀忠の長男)と国千代(秀忠の次男)の徳川家3代将軍の跡目争いを安じ、身内から血を流すことがないよう甲賀10人衆(国千代の代理)と伊賀10人衆(竹千代の代理)を忍法帖に記載しどちらかが全滅するまで戦い勝った方の跡目候補が3代目将軍になるという。
だが、その裏には徳川家康が国家安寧世には不必要な忍者を甲賀と伊賀で戦わせて消滅させてしまおうという狸おやじいやらしい策略が・・・
原作:山田風太郎
漫画:せがわまさき(ヤングマガジンアッパーズ/講談社)
監督:木﨑文智
シリーズ構成:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:千葉道徳
プロップデザイン:石野聡
美術監督:池田繁美
色彩設計:飯島孝枝
撮影監督:藤田賢治
編集:三嶋章紀
音響監督:塩屋翼
音楽:中川孝
エグゼクティブプロデューサー:梶田浩司
プロデューサー:荒井英昌、難波秀行
ニメーションプロデューサー:柴田和典
アニメーション制作:GONZO
製作:デジタル・アニメ・プロジェクト、GDH
オープニングテーマ「甲賀忍法帖」作詞・作曲 - 瞬火 / 歌 - 陰陽座
エンディングテーマ「ヒメムラサキ」(1、9、11、12、15、16、24話)「WILD EYES」(2-8、10、13、14、17-23話)作詞・歌 - 水樹奈々 / 作曲・編曲 - 飯田高
キャスト
甲賀弦之介:鳥海浩輔
朧:水樹奈々
甲賀弾正:小林清志
伊賀のお幻:京田尚子
若き日の弾正:羽多野渉
若き日のお幻:沢城みゆき
朱絹:渡辺美佐
蛍火:沢城みゆき
お胡夷:木村はるか
陽炎:早水リサ
雨夜陣五郎:魚建
筑摩小四郎:羽多野渉
服部響八郎:杉田智和
服部半蔵:立木文彦
柳生宗矩:若本規夫
徳川家康:大平透
夜叉丸:矢薙直樹
風待将監:千々和竜策
小豆蝋斉:青野武
鵜殿丈助:平勝伊
地虫十兵衛:伊丸岡篤