@ほむほむ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ブラックロックシューター 何処へ行ったの?
現実世界の心の痛みを現実とは異なる裏世界にいるブラック★ロックシューターが人々の心が具現化したもの?と戦い、ブラックロックシューターが勝利することによってその痛みを忘れるというものだと自分は勝手に解釈した。
とりあえずヨミとカガリのエピソードはわかりやすいものの、後半のサヤとユウのエピソードは正直わかりにくかった。
恐らく幼少期に心に深い傷を負っていたユウが自分の心の痛みを引き受けてくれる裏世界のストレングスと入れ替わっているということがポイントで、現実世界が嫌になり裏世界にいったユウを救うためサヤが色々と手回しし奮闘するというものなのではないかなと思う。
また主人公マトのBRSはイレギュラーな存在で、裏世界ではあくまで倒す側であり、BRSに倒されると現実世界での心の痛みを忘れるというのも重要。
まとめると設定では現実の痛みを裏の世界のBRSなどが肩代わりしてくれるというものだったが誰かに頼ったり、痛みを押し付けたり、嫌なことから目を背けたりするのではなく、自分自身が立ち上がり現実と向き合うことによって未来は開ける。
そして現実の世界には自分を支えてくれる仲間がこんなにもいるのだから。
ということをこのアニメは伝えたかったのではないかと思うw
裏の世界のバトルはかなり迫力があり、作画も良かったとは思うがどうしても後半の脚本がわかりにくく、不可解な点もまだまだ多いため、どうしても感情移入することができず中途半端な理解、自分で勝手に解釈で終わってしまったw