「響け! ユーフォニアム(TVアニメ動画)」

総合得点
91.1
感想・評価
3141
棚に入れた
13950
ランキング
42
★★★★★ 4.2 (3141)
物語
4.1
作画
4.4
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.1

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ネタバレ

やる気梨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

部活してた身としては見るのが辛い…。

あらすじ

{netabare}

物語の舞台となる京都府立北宇治高校は、
10年ほど前までは吹奏楽の強豪校だったが、
今ではすっかり落ちぶれている。

入学式で聞いた校歌演奏は酷いものだったが、
小学4年生の時から吹奏楽を続けている
黄前久美子(おうまえ くみこ)は
級友たちの誘いを断れず吹奏楽部へ入部する。

ユーフォニアム演奏歴7年の久美子、
全国最上位の強豪中学出身で部内唯一の
コントラバス奏者となる川島緑輝(かわしま さふぁいあ)、
人数調整でチューバ担当に回された
吹奏楽未経験者の加藤葉月(かとう はづき)の
クラスメイト3人は揃って低音パートに配属される。


新入部員の中には
高坂麗奈(こうさか れいな)の姿もあった。

中学3年生の夏、久美子と麗奈のいた
北中学の吹奏楽部はコンクールの京都府大会で、
金賞を獲得したものの関西大会出場を逃した。

当時、全国大会出場という部の目標を
真に受けていなかった久美子は
悔し涙を流す麗奈に向かって、
本気で全国に行けると思っていたのかと
冷めた本音を口にしてしまった。

しかし、そんな毒のある久美子の言動に、
麗奈は密かに好感を抱いていた。

中学時代は顔見知り程度の仲だった2人は互いに意気投合する。


※wiki引用
~ {/netabare}



感想


最初に感じたのは、
非常にリアルな部活ものだと感じた。

同じ音楽部活アニメでも、
『けいおん!』とは全く違う面白さである。

部活でもよくあることや、
それぞれのキャラの心情なんかを
えらくリアルに描かれている。


その分、部活やっていると
共感する部分も多くて、
辛いと感じることも多い。

特に、みんなが目標の全国に
一応賛同するところとか、
辞める人の葛藤とか、
実力はあったのに先輩がいたからとか、
もう部活やってると思い当たる節が多くて
どうも胃が痛い…w


主人公も、よくある明るい前向きなキャラとかでは無く、
そこら辺にもいるような一般的なキャラで、
主人公としては珍しいタイプだったかと思う。

普通に、迷ったり、逃げたりもする、
決して特別とは言えないような
共感できる主人公であったと思う。

その性格も、この作品を活かす上で
重要だったのかなと思う。

この性格だからこそ、
より作品がリアルに感じられ、
この作品に共感して、
ストーリーに入り込むことが出来たのだと思う。


この作品は、
音楽は楽しいとか、面白いっていうことよりも、
暗い辛い部分というか、
葛藤、苦悩、衝突、迷い、みたいな
青春部分を伝えたいのかな?と思った。

そして、そういう部分があったからこそ、
それらを乗り越えての、
最後の報われた瞬間の感動ったらないね。

良い青春アニメだったかと思います。


音楽の演奏部分についても、
リアルだと思った。
試験の時での演奏では少し走った演奏だったり、
初期の合ってない演奏とかも凄いなと思った。

EDの曲も凄い好きだったな。
あの曲はテンション上がるね。


続きが気になるとこで
終わってしまったんで、
2期早く見たいですね〜。

2期はそれぞれにスポット当てて
恋愛とか、友情の話多くなるのかなぁ?
わかんないけど楽しみだね。

投稿 : 2016/05/30
閲覧 : 405
サンキュー:

83

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