agraz19976 さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
顔芸に特化した人外ラブコメディ
嘘がつけない性格、通称・アナザルと呼ばれている主人公の黒峰朝陽(くろみね あさひ)と、ミステリアス系な美少女かと思いきや、おっちょこちょいで子供っぽい性格の「実は」吸血鬼の白神葉子(しらがみ ようこ)たちが繰り広げるハイテンションラブコメディが今作。
「実は○○」というテーマを軸にヒロインたちと朝陽の学園生活が展開していくんですが、吸血鬼とのラブコメディ作品といえば真っ先に思い浮かんだのが、2008年に2期まで放映された「ロザリオとバンパイア」でした。
あの作品は、人外たちの学校に人間である主人公が紛れ込み、人間であることがバレないように過ごし時には恋愛、時には異能アクションなどどちらかというとシリアス調が含まれていた作品でしたが、今作は人間である朝陽たちの学校に葉子たち人外キャラがちらほら紛れ込んでいるという逆の設定になってます。
更にバトルアクション的な要素はほぼ無く、キャラの個性を活かした奇行などのギャグ要素が強い作品なので本当にロザリアとバンパイアと対になる作品だなと思いながら観ていました。
今作の面白かったところが、キャラクターたちが急に変顔になるんですw
何かを誤魔化す時や驚いた時の変顔が結構気に入ってて、それを見る度爆笑してました。特に紅本先生と校長が出る回は顔芸が酷いですww
設定的な部分になると、朝陽の嘘を隠せない「アナザル」な性格の部分ですが、他のアニメの主人公もそんなもんじゃねw?と思ってしまいました。
他のアニメは誰も指摘していないだけで、今作に関しては他のキャラがイジッてるというだけであまり設定を活かせてるとはいえてなかったかなと思いました。
あと、獅穂の二重人格の男の方は1話きりの登場でその後出演が無かったのが少し寂しかったかなw
最後に、委員長かわいすぎて嫁に欲しい(願望)