「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル(アニメ映画)」

総合得点
67.1
感想・評価
183
棚に入れた
1004
ランキング
2625
★★★★☆ 3.9 (183)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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ネタバレ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「主人公はシャア」

…とまあ「犯人はヤス」みたいに書くなよって話ですが、そもそもこれの元ネタすら知らん人が多いかもしれません…。

原作はマンガ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(安彦良和作)で、アニメ視聴時に既読です。

本作に関してはまずオリジナルTVアニメとして『機動戦士ガンダム』があって、それを制作に原画・演出などで関わった安彦良和が独自の解釈を交えながら描いた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』というマンガ原作があって、本作はその漫画原作からのアニメ化というあまり類を見ない経緯を経たアニメ作品です。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、モビルスーツ開発の経緯や開発順序などに関していくつか考証がやり直されています。{netabare}なのでいわゆる「V作戦」よりも前の段階で、ガンタンクのプロトタイプが出てきたり、ガンキャノンが量産されたりしています。{/netabare}

このシリーズを楽しむうえで、旧作『機動戦士ガンダム』とはいくつか違いがあることは認識しておくべきでしょう。

ちなみに原作マンガですが、オリジナルの『機動戦士ガンダム』と同じく話はサイド7から始まります。で、原作の真ん中辺で本エピソード『青い瞳のキャスバル』および2巻目『哀しみのアルテイシア』、3巻目『暁の蜂起』といったいわゆる「一年戦争」以前の話に逸れた後、原作のガンダム本編のストーリーへ戻っていきます。

つまり原作マンガの刊行順とアニメ化の順番は異なっているのですが、原作マンガが終了してからのアニメ化であり、かつ物語が時系列順となるのでこのような制作順序となったのでしょう。

お話のわかりやすさとして妥当な判断だったと思います。

{netabare}本作ではがジオン独立を宣言するに至る経緯と、その裏でのダイクン家とザビ家の間に生まれた確執について語られます。{/netabare}

投稿 : 2016/05/17
閲覧 : 403
サンキュー:

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