天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新SFスーパー英雄(?)列伝86
チャッチャララ~♪チャララ~チャラチャッチャー(以下略)
見ろ~銀河の果てからやって来た~平和の獅子のこのゆぅ~し~♪
というロボットアニメらしいテンポとセリフで始まる主題歌が印象的でした。
歌うのは堀江美都子で作詞:八手三郎、作曲:小林亜星という、いかにも初期戦隊物の主題歌みたいな感じで、内容も王道的な展開だったんですけど、放送開始1週間後に機動戦士ガンダムが始まったのが、その後の評価を下げてしまいましたね(う~ん)
ザール帝国の攻撃で廃墟とかした日本で、たくましく生きている楯剣人達少年少女が、アール博士と出会い、ダルタニアスで闘うというのが、簡単なストーリーです。
結構悲惨な状況なんですけど、妙に明るいというか元気なアニメでした。
主人公の楯剣人が実はザール帝国に滅ぼされたエリオス星皇帝の血を引く人間で、御家再興的な展開もありますが、結局最後は王位じゃなくて地球に帰る事を選択してしまいましたね。
このアニメで特筆すべき事は、ダルタニアスのデザインでしょうか。
三体のメカが合体するという、よくある話なんですけど、胸の部分にライオンの顔が付くというデザインの最初のロボとなります。
そのせいか、視聴率は悪かったのに玩具の売り上げが好調で、1年間放送できたそうです(良かった~)
ヒロインの白鳥早苗(声:潘恵子)は、メカには乗らないものの、孤児達の母親的な存在で主人公も頭が上がらないという感じでした。
エンディングも元気な感じで作品の感じをよく表していました。
(若と呼ばれるガラではないが~♪)