徳寿丸 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あぁ、鈴健だわな
ゲーム未プレイ。原作未読。
うーん、トータル・イクスプリスのスピンオフ作品(本編以前の話)なので一緒にしようかと思いましたが時系列的にも主人公も繋がりがなさそうなので別にします。
まぁ、メカデとか設定なんかは私の好みなのは前作同様です(ただ予備知識がなかったので敵の生物見た時、あれっどっかで・・・と忘れてました)。
冷戦時代の東ドイツが舞台で全体主義(密告による統制国家)の中で未知の生物と欧州の最前線で戦う部隊を中心にそれぞれの思い描く国家の実現の為に悲劇が繰り返される話。
本編みたく人類VS未知の生物ではなく東ドイツ内戦の話ととらえていいかな。一応自暴自棄気味の主人公が部隊を中心にした人達のそれぞれの思想と理念に基づく自分の信じる正義に触れて(巻き込まれて・・・笑)己の進むべき道を探していく話なんだけど・・・悲劇しかないし彼自身が成長したようには思えない(タイトル通り鈴健さんらしいキャラ。某ガンダムのキャラと被る)。いや戦争の悲惨さとか行き過ぎた全体主義の非人道さ、政治的駆け引きなんかは伝わってくるんだけど主人公を含め登場キャラが軽いというか浅い。全く重みがないんだよなぁ。なんかさぁ、お前に任せる、俺が守る、手を取り合えば負けませんとかホント簡単にいうよなぁ(お花畑キラキラみたいな作品じゃなく簡単に仲間が戦死する重たい内容でいわれてもさ)。そして鈴健である。軽いよなぁ(笑)
私のツボ:必ず米軍の兵士ってああいうノリで描かれるよね