らいむぐりーん さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
まさに口は災いの元。現代版
制作=A-1 Pictures
監督 長井龍雪 脚本 岡田麿里(あの花タッグ)
第39回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品(ラブライブMovieもね)
CV陣 水瀬いのり 内山昂輝 雨宮天 藤原啓治 etc...
十分目を引く豪華なラインナップですね( ̄▽ ̄)
加えてなぜか、CVには女優で最近認知度が上昇してきた「吉田羊」....えっ..なぜ?
(劇場版でよくある、「旬な女優、起用してみました~」にしか見えません。)
ストーリーはとても優しく、「言葉の持つ、他人への影響力」ということを、
叙情的な青春群像劇に載せて描かれてます。
「あの花」でしこたま儲かったはずの埼玉県秩父市が、またもや舞台。
(スポンサーとの癒着とか....ないよねーまさかねーあはは~w)
TVやあにこれ等で高評価を獲得している本作。
もちろん作画レベルやテンポ、CVの認知度に伴う実力っぷりは一般水準声の合格点。
作画枚数が多いのか、細やかに滑らかに動きます。
...ですが、
ストーリーの着地地点にどうも納得できず苦戦...( 一一)
{netabare}地域ふれあい交流会でのミュージカルは、
成瀬 順ちゃんの見事なドタキャンで、クライマックスへの火蓋が落とされましたよね。
.....あれなに....?( 一一)
一応、携帯メールで連絡は入れてるのでギリギリ「ドタキャン扱い」とさせていただきますが、
ありゃ、よくある「ブッチ」に等しいやん!タイミング的にも!近々過ぎるわ!
理由も、まわりからすればかなり個人的諸事情やし、てかただの逃亡。
「えっ?まさかのゆとり世代特有の特殊スキル発動かよ....」
ぶっちゃけ成瀬 順ちゃんに呆れましたねw
ヒロインが持ちうる「責任感」はきっとない設定かも。
その日の為に動いてくれたまわりのクラスメイトからすれば、ぶちぎれモンですよw
迎えてくれたクラスメイト達の寛大さがなければ、最悪の結末になっててもおかしくない展開。
{/netabare}
感動できた本作の陰の功労者は、「揚羽高校2年2組の関係者みなさん」です!w
120min近い長編です。
ギャグもラッキースケベもない「まじめ」な青春群像劇。
「言葉」によって人は傷ついて、喜んで、学んで知る。
そんな誰もが経験するような青春味溢れるストーリーは、
きっと見る人を、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるはずです。
佳作でよろ(^^)/