「東のエデン-Paradise Lost-パラダイスロスト(アニメ映画)」

総合得点
73.0
感想・評価
1084
棚に入れた
5975
ランキング
1077
★★★★☆ 3.8 (1084)
物語
3.9
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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∮アジェル∮ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

奇跡は存在しない。真実には必ず理由があるのです。。。

エデンシリーズの最終結末といえる劇場版の後編作品です。2016年現在、この続き的なものは無く、事実上のラストシナリオとなってます。

さて、アニメ版、映画前編においてもレビューしてありますが、ノイタミナ枠において初めての『オリジナル作品』であり、原作の存在しない作品です。そういう点を大前提にこの高評価が付いていることをご了承ください。

前作から続いて、本当のクライマックスというところを迎えると同時に、主人公のこれまで謎だった部分がほぼ全てといっていい感じで明らかになります。ちょっとだけまだ気になる所や、疑問もあるのですが、それこそがオリジナル作品の良さという部分ですね。そして、主人公「滝沢明(仮)」の正体がはっきりしたところで、彼がとった行動、そこにこの最終作の面白さがギュッとこもってます。やはり、そうでなくては、なんて聞こえてきそうな展開とはいえ、実際に観ると感動的です。

残念ながら、主人公とヒロインの行く末という流れは二の次的な要素となります。あくまでも、セレソンゲームの終結と最後の戦いというべき行動がぎっしり詰め込まれている約2時間となります。「王様を選択」した彼にとって、この展開と流れはどこまで予想していたのでしょうか?日本で迎える最終結末と、彼が目標としてきた「アウトサイダーを一発ぶん殴る」に対して進むべく、その執念と躍進がこもった作品で、彼はゲームが終わったその先も、彼であり続け、彼らしい終わり方を迎えるといった、本当にアニメ版から通して、まったくぶれない主人公に【とても心地よいもの】を感じさせてもらえる作品ではないでしょうか。

アニメ版でもそうなのですが、なんとなく観ていて、顔がほころんでしまう。そんな感情を抱ける良い作品だと私は感じます。じっくり見て、また時がたってもう一度見て・・・。何回観ても「いいなぁ」と思える数少ない作品の1つとして、全関連作にレビューを残しています。
もし良かったら、是非、本シリーズ作品を堪能して頂いて、メッセージなんか頂けたりしたら、わたくしとても幸せです♪ シリーズ最後までレビューを観て頂き、ありがとうございました(^▽^)

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 226
サンキュー:

6

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