七色折り紙 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大人になろうとする青年の話
○内容
▼序盤
強権的制裁を加えるなど横暴の目立つ部隊ティターンズの拠点のコロニーに住んでいた、主人公カミーユはそんなティターンズが嫌いなうえ、複雑な家族事情もあって反地球連邦政府組織エゥーゴのコロニー襲撃に乗じてガンダムMk-IIを盗みエゥーゴと共にコロニーを後にする。そして、ティターンズ対エゥーゴの戦争、ガンダムMk-IIをめぐる戦いに身を投じ、徐々に今までのようにワガママや反抗的な態度を取れない軍隊という場所で成長していくことになる。
【見所】
カミーユとジェリドの戦い、クワトロ大尉の良きアニキっぷりも必見です。
▼中盤
強化人間フォウとサイコガンダムとの出会いや旧ジオン軍を率いるハマーンの出現、一筋縄ではいかないティターンズのパプテマス・シロッコの登場、などで戦況は2転3転する。
【見所】
ハマーンの登場で大分動揺するクワトロ大尉の珍しい一面やフォウとどんどん親密になっていくカミーユの行く末などが注目ポイントです。
▼終盤
エゥーゴとティターンズの戦争も終わりが近く、お互いの威信を賭け大規模な戦いが続く。その中で次々と消えていく命を見てまじめなカミーユは精神的に疲弊していくが、それでもなお戦いへと身を投じる。
【見所】
戦争の結末、カミーユはニュータイプとしてどう変化を遂げるのかが必見です。
○感想
全体的に女性キャラクターが多くお姉さん的なキャラが多いなぁと思いました。ただ強化人間が複数人出てきますが終盤の数人はなんか適当な感じがした。
ニュータイプの第六感を使った演出が少し多すぎた感じもする。何でもかんでもデウスエクスマキナ的な超現象でってのは少し首をかしげる物があった。
戦争というよりはカミーユ個人に焦点を絞り込んだ話だなーと感じました。