こうもり さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態：観終わった
おもしろいはおもしろい
時系列をごちゃごちゃにしたアニメです。
話しの線が繋がった時はなかなか痛快なのですが、こちらはキャラクターが前面に出すぎていてうーんでした。というか巧く繋げようとしてる印象は見受けられなかったです。その展開、刻む必要ある？みたいな箇所結構あった気がします。
次にこの人、折原臨也。
{netabare} この傍観者の立ち位置にいる、ほくそ笑む系、高みの見物系キャラは様々なアニメに登場します。そういったキャラクターは終盤で、カイジに登場する黒埼の言葉を借りると「過酷かつ破滅的な処遇」があって然るべきだと思うんです。こいつにはそれが無いんですよねー。
なんか、あんまり奴に関わるなみたいな空気が一貫されていて歯がゆかったです原作は知りませんがほんと、彼にはとんでもなく酷い事になって欲しいです（笑{/netabare}
（ここから下はテンプレみたいな事書いてるので見なくて良いです、じゃー書くな。）
イライラした所ばかり言いましたが、見所はキャラクターの魅力に尽きます（折原臨也以外）。
群像劇は個で勝負がセオリーだと信じていますが、この作品はそのあたり大成功だと感じています（折原臨也以外）。強引な展開なんか押し切ってしまえるだけの人物が次々と登場し（折原臨也以外）ハラハラさせられました。
