くわた さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
惜しい
この作品を見た率直な感想、『惜しい』。
友達との楽しい日々。
キラキラした夏の風景。
不思議な転校生。
傍にいるのに伝わらない気持ち。
こっそり抜け出す。
ふたりだけの時間。
自分の気持ちに気付く。
これでもかと青春の要素があるのに、スッキリまとまった感じではなかった。
(もしかしてこれが狙いか?)
あともう一押しで、ファンタジー要素と上手く合ったと思う。
分身したり、幻想が見えたり。
複雑な思いや迷いや、これからの不安とか。
そんな思春期の心情をファンタジーで表しているような気がするけど、少し無理があった。
しかし作画・音楽は、流石P.A.WORKSさん。
止め絵など、西村純二さんの作風が表現の良いアクセントになり、
お年頃な登場人物たちの多感な心を描いていました。
(true tears然り)
ただ、高校三年生にしてはちょっと子供っぽいかなあ。
何度も繰り返し細かく観たらもっと理解できるのかも。