Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「すごい人気でしたね・・・^^;」(酷評気味かも)
おそ松くんから約27年・・・タイトルを「おそ松さん」に変えて再びテレビに戻ってきました。
赤塚先生の生誕80周年を記念してアニメ化が発表されたのだそうです(wikiより)。
もともと27年前のおそ松君も視聴していなかったので、私にとってそれほど身近な存在ではありませんでしたが、放送前から話題の作品だったのでそれなりに視聴を楽しみにしていました。
そしてようやく放送が始まった第1話を見てビックリしてしまいました^^;
本来のおそ松君らしからぬ洗練されたキャラデザ・・・
その上パロディと下ネタのオンパレード・・・
「あれ、おそ松さんってこんな感じなの・・・?」
と思いましたが、直ぐに従来のキャラデザに戻ってしまいました・・・
でもその後暫くして第1話は円盤に収録されない事が決定しました。
個人的には1話の展開は嫌いじゃありませんでしたけれど^^;
色々と問題を抱えた作品であったにも関わらず女子の大きな支持が得られたのは何だったんでしょう・・・?
確かに6つ子に起用された声優さんは売れっ子人気声優さんばかり・・・
櫻井孝宏さん、中村悠一さん、神谷浩史さん、福山潤さん、小野大輔さんに入野自由さん・・・布陣としては最強系だと思います。
そのため、声優さん目当てでこの作品を気に入るというのは有り得る話ですが、おそ松さんの放送期間中にあたる2015年11月末からアニメイト池袋本店で行われた企画展「おそ松さんミュージアム」は、開店前から2000人ほどの行列ができるほどの大盛況だったそうです(wikiより)。
きっと声優さん以外にも皆さんが感じる魅力があったんだと思います・・・
でも残念ながら、私はその魅力を見つける事ができませんでした^^;
昔のおそ松君をリアルで視聴して、それが笑いのツボに入っていたら今回も昔のノリで楽しめたのかもしれません。
でも、昔を知らないと・・・例えばイヤミが「シェー」といって恒例のポーズを決めても、そこに面白さが見い出せないんです。
それはチビ太の「てやんでぇ、バーロー、チクショー」や「ダヨーン」についても一緒です。
それが何度も繰り返されるので、正直序盤でお腹一杯でした^^;
そしてそれは六つ子についても一緒・・・ネタが重複しているので一度目は笑えてもその笑いが二度、三度に繋がることはありませんでした。
皆さん根が正直なのは分かります・・・でも、仕事をせずにプラプラして・・・いかに他人のささやかな幸せに兄弟だからといって、平気な顔して割り込んでくるのは如何なものかと・・・^^;
これが仕事をしていればちょっとは違うんでしょうけれど・・・皆さんやる気ゼロですからね・・・^^;
今でこそ親御さんが健在なので生活に不自由は無いと思います。
でも、普通に考えて自分より親が先立つのが世の常・・・そうなった時、この6つ子は世間の荒波に耐えていけないでしょう・・・
いつ気付くのかなぁ・・・と思ってみていましたが、結局最後まで気付きませんでしたね^^;
あまり改変すると原作者の意図と違ってくるので、仕方ないかもなんですけれど・・・^^;
でも、声優さんは流石・・・良い仕事をしていたと思います^^
それにトト子ちゃん・・・仕事だからとはいえ魚の被り物で登場した時にはビックリしましたが、本音ト-クの回は面白かったと思います^^
まぁ、何だかんだ言いながら完走しているので、私の中で途中で断念する程の作品ではありませんでした。
オープニングテーマは、「はなまるぴっぴはよいこだけ」と「全力バタンキュー」でどちらもA応Pさんが歌っています。
エンディングテーマは、登場人物の「SIX SAME FACES 〜今夜は最高!!!!!!〜」
オープニングは2曲とも好きで、どちらもカラオケでも挑戦してみました^^
2クール全25話の作品でした。私は視聴している間でこの作品の魅力を見つける事ができませんでしたが、皆さんのレビューにヒントがあるかもしれませんので、それを楽しみに皆さんのレビューを拝見させて頂きたいと思います。