Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
そのお馬鹿っぷりが気持ちいい・・・^^;
この作品の原作は未読です。たまたまネットを見ていたらWEBで配信されていたのを知り視聴しました。
この物語の主人公は、女子高校生の夏樹亜子美(CV:木村珠莉さん)・・・彼女にはお付き合いしている人がいました。
その人は二宮ポン太・・・金髪でメガネをかけており、一見インテリ系の超イケメン・・・に見えるのですが、実はおバカ・・・という天から二物を与えられなかった残念な青年です。
イケメン・・・ただそれだけなのに、その威力は絶大です。通り過ぎの女性が思わず振り返ってしまうほどのイケメンってどんなんなんだろう・・・なんて考えてしまいます^^;
女子高生のコイバナ・・・しかも彼氏がいる人ならその彼氏がどんな人なのか見てみたい・・・と思わず興味を持ってしまうのはごく自然な事だと思います。
でも、亜子美は何故か人には見せたがる事はありません。
それは友達に会わせるという事は、どんな彼氏かがバレてしまうから・・・
でも、そんなのは中々隠し続けられる事ではありません・・・
この物語でも直ぐに彼氏を目撃されてしまうのですが・・・この作品が面白いのはここからです。
亜子美の友人のリアクションには笑わせて貰いました^^
物語は亜子美との日常パートが半分と、もう半分は二宮君と友人3人とで繰り広げる「地球について考える会」です。
この4人には共通点があります。タイプは違いますが、みんなイケメンである事と…みんなおバカ…そして名前が特徴的である事です。
二宮君のポン太も中々ですが、他の3人も決して負けていません。
黒崎ピー助、西条ペル彦、鳳モニョ吉…これがイケメンの名前かと思うと、それだけでそのギャップにニヤけてしまいます^^
彼らのおバカっぷりですが、物語の中で「TPP問題」について考えたときが一番分かり易かったです。
「TPP問題…それはやっかいだ…」など枕詞が幾つか入った後に
「(T)高橋君 (P)パパイヤって言ったのに (P)パンツ買ってきた」だそうです^^;
これをみんな真剣に考えているのが面白さに拍車をかけています。
オープニングはリストの「ラ・カンパネラ」、エンディングはショパンの「子犬のワルツ」です。
ラ・カンパネラの曲に合わせて歌いだす二宮君…子犬のワルツには歌詞のテロップが入るなど、選曲と構成には大胆さを感じました。
1話4~6分で全8話です。
イケメンだから面白い作品…なんだと思います^^
そしてこれを見て思いました。
やっぱり男は顔じゃない…と(ヒガミ、妬みが入ってます^^;)